「鼻、デカーっ!」 BMW、航続距離650キロの電動SUV「BMW iX」発売 巨大化キドニーグリルで「次世代の存在感」ガツンと主張(1/2 ページ)
グリルの主張が大迫力……!
ビー・エム・ダブリューは11月4日、100%EVの新世代SUV「BMW iX」を発売しました。
BMW iXは、前輪と後輪にそれぞれ電気モーターを備えたツインモーター4輪駆動の新世代100%EVです。大容量のリチウムイオンバッテリーを備え、最大650キロの航続距離を実現する「iX xDrive50」と同450キロでやや価格を抑えた「iX xDrive40」の2グレードを設定します。価格は、iX xDrive50が1116万円から、iX xDrive40が981万円からです。
フロントデザインは、BMW車のアイコンである「キドニーグリル」を大型化し、キャラクターを強調。併せて、BMWラインアップの中で最もスリムとするヘッドライトを採用しました。
インテリアでは、BMWのモデルとしては初めて、メーターパネルとコントロールパネルを一体化させたカーブドディスプレイを採用。多くのボタン類を廃止し送風口をスリム化することで、運転席まわりをすっきりとさせつつ、iDriveコントローラーにより操作性や視認性を確保したといいます。また、六角形のステアリングホイールを採用し、革新性もアピールします。
上位のxDrive50は、前輪に最高出力190kW/最大トルク365Nm、後輪に最高出力230kW/最大トルク400Nmのモーターを搭載し、総合で385kW(約523馬力)/最大トルク765Nm(約78kgf-m)の大出力を発生します。
最大150kWでのDC急速充電と家庭用AC電源での充電に対応。急速充電設備では10分で約100キロ走れる分、また40分で約500キロ走れる80%まで充電が可能とします。
車体サイズは4955(全長)×1965(全幅)×1695(全高)ミリ、ホイールベースは3000ミリ。重量はiX xDrive50が2530キロ、iX xDrive40が2380キロ。
(大泉勝彦)
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