Netflixオリジナル実写ドラマ「カウボーイビバップ」がシーズン1で打ち切られることに。米オンラインマガジン「Deadline」などで報じられ、日米のファンからさまざまな反応が寄せられています。
Netflix「カウボーイビバップ」は日本で1998年に放送されたサンライズのSFオリジナルアニメを実写化した作品。太陽系を舞台に、賞金稼ぎに奔走する主人公のスパイク・スピーゲル役には「スタートレック」「search/サーチ」で知られるアジア系俳優のジョン・チョーを起用。さらに、オリジナルアニメでも楽曲を手掛けた菅野よう子さんが参加するなど、公開前からファンの間では期待が高まっていましたが、11月19日の配信開始から1カ月に満たないうちにシーズン1での幕引きが決定されることとなりました
今回の打ち切り報道を受け、主演ジョンはタキシード姿の男性がうなずくGIF画像を添え、「アイム・オーケー(まあ、大丈夫ですよ)」とツイート。ジョンの相棒ジェット・ブラックを演じたムスタファ・シャキールもTwitterを更新し「またね! スペースカウボーイ!」とアニメ版最終話の挿入歌にも使われたシリーズの決まり文句に、去りゆくジェットの動画を合わせて寂しい思いをつづっています。また、2人と同じく宇宙船「ビバップ号」乗組員フェイ・ヴァレンタイン役を演じたダニエラ・ピネダはInstagramを更新し、いわくありげなミーム画像をポストしていました。
日米のファンからはさまざまな意見が飛び交っており、「ですよねー」「アニメ実写化って時点でお察しだもんな〜」と打ち切りに“納得”する声が寄せられた一方で、シーズンへ2への展開をにおわせる終わり方となっていたため、「まだこれからだと思ってたわ」「もうちょと見てみたかった」「えー! わたしは原作より好きだったけど!」と残念がるコメントも多くあがっています。
打ち切りスピード決定への公式見解はまだ発表されていませんが、Deadlineは通常であれば配信から28日経過後に視聴データを収集し、継続か否かを決定するというNetflixの慣例に言及。規定日数に到達するまでもなく決定した要因として、原作ファンの不支持や、批評家から厳しいレビューが集まったこと、制作コストと評価が見合っていなかったことを挙げています。
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