シャドーポケモン「ゲンガー」の初期イラストを再現したぬいぐるみが「クオリティーが高すぎる」と国内外で人気を集めています。
Twitterユーザーのosaka(@osakaplush)さんが制作したファンアートで、元イラストをそのまま魔法でぬいぐるみ化したような再現度の高さに驚きます。動画ではぐるっと360度回していますが、どこから見ても違和感のないゲンガーで、正面イラスト1枚から生み出されたとは思えない出来映えです。
ちなみに2021年11月には、同じく初期イラストの「フシギダネ」をぬいぐるみで再現しています。どちらも手乗りサイズなのがたまらなくかわいい。
osakaさんは、3Dモデルからぬいぐるみを制作しています。以前には、大英博物館が公開している3Dモデルを利用した「ロゼッタ・ストーン(石碑)」の実物大ぬいぐるみを作って話題を呼びました。
作り方についてはまだ研究段階で、基本的には3Dモデルを作ってから平面化させているとのこと。たとえるなら「みかんの皮を剥いて皮をフラットな状態にするイメージ」(osakaさん)で、その後の着彩は印刷会社に依頼しています。
研究は日々行われているようで、同じ愛犬のぬいぐるみでも、2019年版と2020年版を比べると進化がすごいことになっています。
他にもosakaさんは、「暗くてお靴が分らないわ」「どうだ明くなったろう」(原文ママ)のやりとりでおなじみの“成金の風刺画”「成金栄華時代」(和田邦坊)をモチーフにした人形を2021年10月に制作。12万いいねを集めました。
そして同作品は、元ネタの風刺画を所蔵している「灸まん美術館」(香川県善通寺市)に譲渡したとのことで、現在行われている企画展「和田邦坊画業館コレクション展vol.5 味な世の中―和田邦坊の眼差し―」にて、風刺画と一緒に「成金おじさんライト」として展示されています。
こちらはボタンを押すと“百円札ライト”の点灯・消灯ができ、成金気分が味わえる仕様です。開催中の第1部の期間は5月8日まで。美術館に足を運んだ際には、「どうだ明くなったろう」と静かにつぶやきながら押してみるといいでしょう。
画像提供:osaka(@osakaplush)さん
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