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もしもカメラアプリで加工した顔を、現実世界に反映できたなら――それを可能にする不思議なアプリを描いた漫画「現実反映アプリ」がゾクッとくる物語です。作者は赤崎マコトさん。
「私を現実で綺麗にして」。自分の容姿に不満を持つ主人公・山田に指示され、スマホのアシスタントが検索で見つけたのは「現実反映アプリ」。早速使ってみた山田は、鏡を見て自分の顔が“加工後”になっていることに気付きます。
女子からはほめられ、男子からはモテモテ。「綺麗になるとこんなに世界が変わるんだ」――新たな世界を満喫した山田のもとにその夜、「リセットせずに明日を迎えると今の状態がオリジナルになり、その後は現実反映ができなくなる」というアプリからのメッセージが。
ずっと今の顔のままになることに魅力を感じる山田ですが、もっときれいになれるはずだと、その日は顔をリセットします。それから毎日アプリを使ってはリセット。自分ばかりでなく、周囲の人間を美しくなくなるように加工していきます。
ついには全ての加工をMAXにした山田。人間離れした顔のままいつの間にか0時を過ぎてしまい……。
“現実を盛れる”夢のようなアプリと、その落とし穴。主人公が招いた取り返しのつかない結果には背筋がゾッとします。同作品が投稿されたpixivでは「幽霊とかが出てくるわけじゃないのにすっげぇ怖かった……」「ガチで鳥肌が止まりません…」とコメントが寄せられています。
作品提供:赤崎マコトさん
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