秩父鉄道がいよいよ「PASMO」に対応、3月12日から　導入記念、驚きの「急行秩父路」急行料金無料に（1/2 ページ）

これまでの「昔ながらの改札口」も名物でした。

[大泉勝彦，ねとらぼ] PC用表示関連情報

　秩父鉄道は、2022年3月12日に交通系ICカード「PASMO」を全線に導入。これを記念し、同日より急行「秩父路」の急行料金が無料化されます。

秩父鉄道の急行「秩父路」。PASMO対応記念で、3月12日から当分の間、秩父路の急行料金が無料に（画像：秩父鉄道、以下同）

　秩父路は、熊谷～三峰口間で運行中の急行列車。通常は乗車券のほかに急行料金（大人210円、小児110円）が必要ですが、3月12日以降はこれが無料に。通常の列車と同じように、乗車券または交通系ICカードのみで秩父路に乗車できるようになります。

　無料期間は当分の間。購入済みの3月12日以降の急行料金券は、手数料なしで払い戻しできます。

これまでは自動改札機もない、昔ながらの改札口がシンボルとなっていた秩父鉄道（画像：大泉勝彦）

秩父鉄道に導入される改札機（画像：秩父鉄道）

　また、3月12日には同社保有の車両をイラスト化したオリジナルのICカード乗車券専用パスケースも発売。イラストは6種類で、価格は各880円。羽生・熊谷・寄居・長瀞・秩父・御花畑・三峰口駅の各駅窓口、SL車内販売、ちちてつ長瀞駅売店、セブン-イレブン熊谷駅南口店、オンラインストア「ちちてつe-shop」で販売します。

ICカード乗車券専用パスケース「タッチアンドゴー」（各880円）

ラッピングトレイン「才色兼備」には特別ヘッドマークも掲出される

　熊谷駅ではPASMOサービス開始記念のオープニングセレモニーも実施。ラッピング列車「才色兼備」に特別ヘッドマークを掲出します。掲出は2022年4月下旬までの予定です。

（大泉勝彦）