NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、芸能事務所の社長令嬢・奈々(佐々木希さん)が、3月21日の放送回で再登場したある人物と結婚していたことが明らかになりました。「奈々さん」「奈々さんと結婚」がトレンド入りし、視聴者から注目を集めています。
※以下、ネタバレあり
同作は戦前から戦後、令和までの物語を3世代ヒロインが紡いでいく物語。「安子(上白石萌音さん)編」「るい(深津絵里さん)編」と続き、現在は「ひなた(川栄李奈さん)編」。るいの夫でひなたの父・ジョーこと錠一郎(オダギリジョーさん)は、「るい編」でトミー(早乙女太一さん)とトランペットを競っていましたが、原因不明の病で突然吹けなくなる展開に。海へ入っていくジョーをるいとトミーが追いかけ、るいが抱きしめて止めて以降、トミーは登場しなくなります。
視聴者がトミーのその後を知ったのは、「ひなた編」9日の放送回。俳優になることを諦め、ひなたと別れた五十嵐(本郷奏多さん)をジョーが慰めるシーンで、「新譜出るたびに買うてるけど、1回も聞いてない」と、ジョーが五十嵐に渡したCDジャケットにトミーが映っていたことで、視聴者からは「トミー、夢かなえていたんですね」「おめでとう」と、祝福の声があがりました。
14日の放送では、ジョーが家族の前で初めてトランペットを吹きます。音は出なかったものの、15日の放送でおもちゃのピアノを弾き、まだ音楽を諦めたわけではないと見られていました。そして21日の放送回で、喫茶店「Dippermouth Blues」に向かったジョーが待ち合わせしていた人物が、東京からやって来たトミーでした。
ジョーは鍵盤で音楽活動を再開する決意を伝え、トミーのバンドに入れてくれないかと頼みます。「お前と一緒に演奏することが俺の夢になった」と言うトミー、この展開に視聴者からは「キーボードの道を歩かれるんですね」「ようやくジョーも音楽の扉を開けた」「この瞬間をずっと待っていました」と、ジョーの音楽活動復帰を喜ぶ声とともに「泣いた」「急な呼び出しでも東京から岡山まで来てくれる」「ジョーの事30年も待っててくれたのね」「変わらぬ2人の友情に感動しました」「何年経っても、離れていても、変わらない友……」と、変わらない2人のきずなに涙する声が。
さらにトミーが、「嫁に探させる。一流のピアノ講師を」「もしもし奈々?」と電話をかけた相手は、東京の芸能事務所“ササプロ”こと笹川プロダクション社長(佐川満男さん)の令嬢・奈々。社長と、社長である父からも一目置かれる音楽センスの持ち主だった奈々は、かつてジョーとトミーが激突した関西一のトランぺッターを決めるコンテストで審査員を務め、2人のトランペットの腕前に才能を見いだしていました。
髪をきれいにまとめ、上品でおしとやかなイメージだった奈々でしたが、トミーからの電話に出た奈々は「とみお! どこにいるの!?」と激怒。「ジョーに会いに、岡山に」と返事をするトミーに、「すぐにバレるウソつくんじゃないわよ!」とさらに憤慨。奈々がトミーを尻に敷く鬼嫁となっているとともに、トミーの本名が「とみお」だと明らかになったことで、視聴者からは「トミーの奥様は奈々さん!?」「まさかの奥さま」「しかも尻に敷かれてるっぽい」「という事は笹川社長が義父…」「ここにきて初めて知るトミーの本名」と、驚きの声が寄せられています。
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