1980年代後半に人気を誇った視聴者参加型のアトラクションバラエティー番組「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」が、「復活!風雲!たけし城(仮題)」として、2023年にAmazon Prime Videoで配信されることが3月30日に明かされました。よくぞよみがえった!
「風雲!たけし城」は、1980年代後半にTBS系列で放送された視聴者参加型のアトラクションバラエティー。毎回100人前後の一般応募者らが攻撃軍を結成し、ビートたけしさんが城主を務める「たけし城」を落とそうと挑む内容で、池の上にフェイクとともに配置された飛び石を使って向こう岸まで渡りきる「竜神池」、ストロング金剛さんと丹古母鬼馬二さん扮(ふん)する悪魔に捕まらず幾つもの部屋に分かれた館を抜ける「悪魔の館」、バレーボールが飛び交う中吊り橋を横断する「ジブラルタル海峡」などさまざまなゲームをクリアしながら、最終戦ではたけし軍とカートで水鉄砲(後に光線銃)を撃ち合い雌雄を決するもの。
総集編などを除くレギュラー放送は1986年5月から1989年4月の約3年でしたが、当時の盛り上がりは鮮烈で、後にTBSの看板コンテンツとなる「筋肉番付」「SASUKE」などにも影響がみられる他、海外でもオリジナル版や番組のフォーマットを使った現地版が放送されるなど人気を博しました。
たけし城復活ののろしは、同日開催されたPrime Videoの戦略やラインアップを紹介するオンライン会議で発表されたもの。2021年に配信された音楽ライブエンターテインメント「ザ・マスクド・シンガー」のシーズン2や、「モダンラブ・東京」「僕の愛しい妖怪ガールフレンド」「エンジェルフライト」などオリジナルドラマの配信が発表される中、レギュラー放送の終了から34年ぶりに復活を果たす『復活!風雲!たけし城』にも熱視線が注がれました。
この発表にネットでは、「今のコンプラ基準で復活させても多分ヌルい内容になってそうだな」と当時のとがった内容になるか不安視する声、「風雲たけし城が復活するなら、アメリカ横断ウルトラクイズとかも復活しませんかね?」と他番組のリバイバルを所望する声などを巻き込みながら、往時を知る人を中心に令和のたけし城に関心を持つ声が広がりをみせています。
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順当にひどいな(褒め言葉)。