最新のゲームエンジン「Unreal Engine 5」を使って、ドラえもんのひみつ道具「バイバイン」を再現した動画がTwitterで公開され、「やっぱり恐ろしい」「あたまおかしくなりそう」と話題になっています。えらいことしてくれた!
Epic Gamesから4月6日に正式リリースされたばかりのUnreal Engine 5。大規模なリアルタイム3Dコンテンツが開発できる同ゲームエンジンと、同タイミングで配信されたサンプルプロジェクト「City サンプル」(※)を使い、リアルな都市の中で“栗まんじゅう”を増殖させています。
※Epic Gamesが2021年12月に公開したプレイアブルな技術デモ「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」の都市や車両、群衆を含むサンプルプロジェクト。同技術デモは、SF映画「マトリックス レザレクションズ」とタイアップして制作された(関連記事)
バイバインはドラえもんの有名なひみつ道具で、1滴かけると5分ごとにモノの数が倍になるというもの。今回の動画では早送りされ「約5秒ごと」に栗まんじゅうが増えていきます。この時点でもうヤバいことが予想されますが……?
背景がやたらリアルなだけに、増殖していく光景がかなりのホラーです。35秒(7回目の増殖)で128個、1分(12回目の増殖)で4096個、ラスト付近で65536個になる頃には、もはや何か恐ろしい生命体に見えてきます。横を通る車がまんじゅうに押されてる……!
投稿したのは、Twitterユーザーのchristinayan(やな)さん(@christinayan01)。YouTubeでも動画を公開中で、さらに各ユーザーの環境で試せるようにGithubにてソース(Unreal Engineのブループリント)を公開しています。
寄せられたコメントでは、トラウマなひみつ道具の再現映像に「どのホラーよりもある意味怖い」「こうして視覚化されるとバイバインの恐ろしさがよく分かる」とあらためて恐怖を覚える声が多く寄せられています。また一方で、「未来のテクノロジーやばい」「地球が覆い尽くされるまで眺めたい」といった声も。
なお、そんな怖いもの見たさの声もありますが、christinayan(やな)さんの環境ではこれ以上やるとメモリ不足で落ちてしまうそうです。やはりゲームの世界でもバイバインの威力はヤバかった……。
動画提供:christinayan(やな/@christinayan01)さん
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