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賀来賢人、映画界のハラスメント問題に言及 “感情的に怒鳴ったり殴ったりする人”に「監督がつとまるんだろうか」(1/2 ページ)
賀来さん「そんな人についていきたい人いるのかな」
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俳優の賀来賢人さんが4月15日にTwitterを更新。昨今頻繁に取り沙汰されている映画界のハラスメント問題に言及しています。
映画界の性暴力や性加害の問題が取り沙汰される中、映画監督の是枝裕和さんや西川美和さんら6人は3月18日、「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します」という声明を“映画監督有志の会”として連名で発表。これを受けてウェブメディア「キネマ旬報Web」は、『キネマ旬報』3月下旬特別号に掲載した6人の座談会の書き起こしを期間限定で公開しています。
座談会では、2016年公開の「淵に立つ」などで知られる深田晃司監督が、「ハラスメントの問題を語るうえで感じるのは、共通認識を持つことの難しさ。僕はプロデューサーにはまず『怒鳴らない、殴らないスタッフにしてください』とお願いしています」と発言。この部分にアメリカで活躍する俳優・松崎悠希さんが「これ翻訳したら全世界ドン引きするだろうなあ…」とTwitter上で反応すると、賀来さんは松崎さんの投稿を引用する形で映画界のハラスメント問題に言及しました。
これまで数多くの映画に出演してきた賀来さんは、「色んな状況があるとは思いますが 感情的に怒鳴ったり、殴ったりする人に、冷静な判断力が最も必要なプロデューサー、監督、という仕事がつとまるんだろうか」と疑問視。続けて、「そんな人についていきたい人いるのかな」と役者目線でもコメントしています。
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