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フランスで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門コンペティション作品に、「グッバイ、ドン・グリーズ!」と「岬のマヨイガ」の日本アニメ映画2作品がノミネートされました。
同映画祭は、毎年6月に開催されるアニメ作品専門の映画祭で、2022年は6月13日〜18日に開催。日本の作品ではこれまでに、宮崎駿監督の「紅の豚」、高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」、湯浅政明監督の「夜明けを告げるルーのうた」が長編グランプリを受賞しています。
「グッバイ、ドン・グリーズ!」は、テレビアニメ「宇宙よりも遠い場所」などを手掛けた、いしづかあつこ監督によるオリジナル劇場作品。3人の少年が日本の山奥から世界へ飛び出す壮大な冒険を描いたストーリーです。いしづか監督は「世界に飛び出す少年たちの物語が、現実に国境を越えて旅立つ様にとても感動しています。こうして歴史あるアヌシーの地に旅立つことができたのは、ひとえに作品を共に生み出しそして支えてくださった皆様のお力だと本心から思います。国境を越え、世界のどこかでまた、映画を通じて誰かと想いを分かち合うことができたらと願っております。本当にありがとうございました」とコメントしています。
一方、「岬のマヨイガ」は、作家・柏葉幸子さんの同名小説のアニメ化作品。「のんのんびより」「ココロコネクト」などを手掛けた川面真也監督と「ガールズアンドパンツァー」「平家物語」などで知られる脚本家・吉田玲子さんのコンビによるノスタルジックファンタジーです。ヒロインの声を俳優の芦田愛菜さんが演じるなど、話題を呼びました。
(ADAKEN)
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