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子どものためって、本当に子どものためになってる? 教師と一緒に逆上がりを練習した“生徒の本音”が考えさせられる(1/2 ページ)

“子どものため”の難しさ。

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 日常のハッとするような出来事をつぶやいた話題のツイートを、イラストとともにご紹介する企画「その視点はなかった」。今回は逆上がりができるようになった子どもの一言です。

その視点はなかった その指導、本当に必要?(イラスト:宇宙野悠

「これで練習しなくてすむ!」

逆上がりができない子がいて、教師は一生懸命その子に休み時間や放課後などを使って指導した。ある日ついにその子が逆上がりができた。教師は感動、子どもからも喜びの声が上がるかと思ったら…「これで練習しなくて済む!」と。子供のためがこんなことになってることって多いのかもしれませんね。

(前田健太さんのツイートより)

 今回のツイート主は前田健太(@mathmathsan)さん。「教師が放課後や休み時間などを使って、逆上がりができない生徒を一生懸命指導したら……」というエピソードを紹介しています。

 練習の成果が出てついに逆上がりができるようになったとき、教師は喜んだ一方、生徒のほうは「これで練習しなくてすむ!」。前田健太さんは「“子どものため”がこんなことになってることって多いのかもしれませんね」とまとめています。

 このツイートに対し、ネット上では「逆上がりは出来たけれど、今はそれがなんなん?どういうこと?と思っている」「動機づけが歪んでいる」といったコメントが。また「体育は健康な体作りが目的であって、逆上がりが出来ないのならば他の運動をすればいいと思う」という声も見られました。

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