散歩中に愛犬が用水路の中にいるチワワを発見、救助したという体験がTwitterに投稿され、記事執筆時点で6400件を超えるリツイートと5万4000件の“いいね”が寄せられています。
話題になっているのは元保護犬のワンコと、飼い主のあさひ(@asako0807)さん。早朝、散歩に出掛けた際に用水路を渡るところでワンコが立ち止まり、動かなくなってしまったとのこと。「何だろう」と思ってのぞきこんでみると用水路内にずぶぬれのチワワがおり、身動きができない状態でブルブルと震えていたそうです。
助けようとしたものの、大型犬を連れたままでは対処できない……と判断。近くを通りかかったご婦人にチワワを見ていてくれるようにお願いして一度帰宅し、長靴などの準備をして現場へ戻り、水の中に入って救出しました。
長い間水につかったままだったらしいチワワはブルブル震えた状態。それでも水の量がチワワの体高より少し下だったので助かったようです。この後、雨が降ったので水嵩が増していたら流されてしまったかもとのこと。ワンコが気が付いてくれて本当に良かったです。
チワワはハーネスを付けていたので、捨てられたのではなく何かのアクシデントで帰れなくなり用水路に落ちたと推測。「飼い主さんが探しているだろうから」と、警察や愛護センターなどの公的な力を借りようと考えます(幸い、住んでいる地域の愛護センターは現在殺処分をしていないとのこと)。
チワワを車に乗せて警察署へ行き、ひとまず安心。殺処分はないとはいえ、飼い主さんの所に戻れるのが一番だから……と気にしていると、昼過ぎに愛護センターに引き継いだと連絡がありました。
愛護センターのサイトをチェックすると迷い犬情報として掲載されており、「この情報が削除されたら飼い主さんが現れたことになる」と思って何度もチェックをします。
翌日の昼過ぎに迷い犬情報が削除されていることを確認。愛護センターに連絡して、飼い主さんが迎えに来たと教えてもらいます。
ちなみにチワワは13歳の高齢だったとのこと。個人情報の関係で飼い主さんは分からないけれど、「うちの愛犬が気付いたんです」と伝えたい気持ちになったそうです。
ワンコがチワワを発見→老婦人が協力→あさひさんが救出→警察署が対応→愛護センターが情報提供という連携プレーで飼い主さんの元に帰れたチワワちゃん。あさひさんは「あんたのおかげであのチワワちゃん助かったよ、ありがとうね」とワンコをほめてあげました。
お手柄だったワンコは元保護犬の16歳。リプライ欄には「こういう迷子とかの状況ってワンちゃんが気付くことが多いですよね」「幸運がいくつも重なって本当に良かった」「わんこさん、グッジョブです」といった声が寄せられています。
あさひさんのお宅には、ワンコのほかに元保護猫が2匹同居中。別の日の投稿では、それぞれが自分のペースで暮らしているなごやかな様子を見ることができます。
画像提供:あさひ(@asako0807)さん
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