“ナメクジ騒動”の大阪王将、「衛生管理が足りない」店舗は3店舗と発表 「全店舗に抜き打ちの衛生監査を実施」(1/2 ページ)
3店舗には衛生講習会、一部外部清掃業者による清掃作業を実施したとのことです。
大阪王将が8月2日に発表した、全351店舗(休業中・改装中の店舗を除く)での2022年度の衛生監査の結果では、衛生管理の意識が不足している店舗が3店舗存在したことが明らかになりました。今回の発表は、「大阪王将 仙台中田店」でナメクジやゴキブリが発生しているという元従業員の投稿の影響を踏まえたものです(関連記事)。
発表によると、全351店舗のうち、基本的な衛生管理ができている「Aランク(優)」は250店舗、もう少しの努力で優良な店舗づくりができる「Bランク(良)」は85店舗、もう少しの努力で衛生管理の意識が店舗に定着する「Cランク(可)」は13店舗、衛生管理の意識が不足している「Dランク(不可)」は3店舗でした。
大阪王将は、外部機関による衛生監査を年1回実施しており、監査結果を改善および指導に活用しているとしています。今年度、Dランクとなった3店舗には衛生講習会を開催し、一部外部清掃業者による清掃作業を実施のうえ、外部機関による衛生再監査を実施したとのことです。
大阪王将は「2022年度内に、全店舗に対して外部機関による抜き打ちでの衛生監査を実施する予定です。この抜き打ち衛生監査は、今後、年1回実施をしてまいります。上記の対応に加えて、全店で全従業員向けの勉強会を開催し、食材・店舗備品の取り扱い、並びに衛生管理ルールを再徹底し、改善を継続してまいります」とコメント。
また、「衛生監査の内容につきましても、次回の衛生監査より、店舗屋外も衛生監査対象としてまいります」といった記述も見られました。大阪王将 仙台中田店において店外で猫を飼育していたことを受けたものと思われます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.