大阪王将「ナメクジの侵入があった」と認める 告発者は「ナメクジが6匹並んでいた」と発言(1/2 ページ)
告発者のおとはPさんに話を聞きました。
大阪王将は7月27日、「大阪王将 仙台中田店」でナメクジやゴキブリが発生しているという元従業員の訴えについて、「調査では、ナメクジ、そ族昆虫などは見受けられませんでした」とししつも、「湿気の多い季節に外部からの侵入があったことが店舗からも報告がございました」と認めました。ねとらぼ編集部ではSNS上で投稿者のおとはPさん(@bunkaizyaotoha)に取材しました(関連記事)。
大阪王将は「先般の大阪王将 仙台中田店に関するインターネット上での書き込みに関して、お客様及び関係者の皆様に多大なご心配・ご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」とコメント。7月25日に実施した所轄保健所による調査結果の概要と今後の対応について、以下のとおり発表しています。
「害虫の侵入を防ぐため網戸を設置」「動物を飼育しない」など指摘
所轄保健所による調査にともない、「害虫の侵入を防ぐため出入口の扉に網戸を設置(2カ所)」「動物の飼育は行わないこと」など、12項目を指摘されたとしています。
- 厨房内や廃棄物保管場所付近の清掃を徹底すること。
- 食品、食材、調理器具、食器類は格納棚に清潔な状態で保管すること。
- HACCPに沿った衛生管理を行い、記録を作成、保管すること。
- 食品衛生責任者について、早急に変更届を提出すること。
- 客席と調理場の区画がないため、早急に改善すること。
- 盛り付けは調理行為に該当するため客席ではなく厨房で行うこと。
- 害虫の侵入を防ぐため出入口の扉に網戸を設置(2カ所)。
- 動物の飼育は行わないこと。
- そ族昆虫の対策のさらなる徹底を行うこと。
- 床に剥がれなど、劣化がみられますので修繕を行うこと。
- 定期的に改善がされているか確認、記録すること。
- 指摘事項について改善し、改善後、改善報告書を提出すること。
「店舗の屋外にて猫を飼育していたことが判明」今後の対応は?
加えて、上記指摘を踏まえた今後の対応については、所轄保健所の指導のもと、「外部業者による害虫駆除の内容を見直し、対策を徹底」するなど処置するとしています。なお、12項目のうち、2、4、6、8は実施済みとのことです。
- 2022年7月31日に外部清掃業者による、清掃作業を実施いたします。
- 棚の外に置いて保管をしていた使用頻度の高い食器について、2022年7月26日に格納棚へ収納いたしました。今後は、保管場所を徹底してまいります。
- 帳票の未提出や未記入は、マニュアルに従い、記録の作成と保管を徹底してまいります。
- 2021年9月の人事異動の際に変更手続きをしていなかったため、現在店舗に在職している食品衛生責任者資格保持者への変更届を、本日2022年7月27日に提出をいたしました。
- 工務店による改装工事を予定しており(日程調整中)、客席と調理場の間に扉を設置いたします。
- 一部食材の盛り付けをパントリーで実施していたため、すべての盛り付けを厨房内で実施するよう、2022年7月26日に配置およびオペレーションを変更しました。
- コロナ感染対策のために、店舗裏口にある2カ所の出入り口扉を開放していることがございました。工務店による改装工事を予定しており(日程調整中)、店舗裏口にある2カ所の出入り口扉へ網戸を設置いたします。
- 2019年10月12日〜2022年6月15日まで、店舗の屋外にて猫を飼育していたことが判明しました。当社では外部機関による衛生検査を年1回実施しておりましたが、検査当日は猫を他の場所へ移動をしていたため、本部にて把握ができておりませんでした。本来、飲食店で動物を飼育する行為は衛生上認められないことであり、また、警察に届け出をすることを怠っておりました。保健所からもご指摘いただき、改めて徹底してまいります。加えて、店舗屋外に関しては、外部機関による衛生検査の項目外であったため、今後は店舗屋外に関しても定期的な衛生検査を実施してまいります。
- 月に1回、外部業者による害虫駆除を実施しておりますが、出入口への網戸設置により、外部からのそ族昆虫の侵入を防いでまいります。さらに、次回より、外部業者による害虫駆除の内容を見直し、対策を徹底してまいります。
- 工務店による改装工事を予定しており(日程調整中)、厨房とホールの床の修繕を実施します。
- 指導項目の改善策が完了後も、定期的に確認してまいります。
- 指導項目の改善策が完了次第、内容を取りまとめ、所轄保健所へ改善報告書を提出する予定です。
また、大阪王将は「所轄保健所からご指摘をいただいた通り、出入口への網戸設置により、ナメクジ、そ族昆虫の外部からの侵入を防ぎ、再発防止を徹底いたします。合わせて衛生管理、害虫駆除も徹底し害虫の発生防止を強化して参ります」とコメント。
「外部機関による衛生検査は、年1回、全店にて実施をしており、多くの店舗では衛生環境をよりよくすべく取り組んでおりましたが、上記の対応に加えて、全店で全従業員向けの勉強会を開催し、食材・店舗備品の取り扱い、並びに衛生管理ルールを再徹底し、改善を継続してまいります」と述べています。
告発者「ナメクジが6匹並んで動いていた」
今回の発表のきっかけとなったのは、元従業員のおとはPさんによるSNS上での投稿です。おとはPさんは約4年前から大阪王将で正社員として働いており、直近で勤務していた同店舗ではナメクジが大量発生したり、ゴキブリがよく出たりしていると主張していました。
ねとらぼ編集部の取材に対し、おとはPさんは同店に勤務するなかで特に衝撃だったこととして、「四段冷蔵庫の1番左の扉を開いたら、衝撃でナメクジが飛んできて手についたことです。そのナメクジを処理してから、冷蔵庫についた寄生虫を処理しようとした際、冷蔵庫の扉の隙間にナメクジが6匹並んで動いていたことも衝撃的でした」と回顧。本部の対応については、「数カ月に1回スーパーバイザーが来たり、本部の衛生検査があったりしましたが、とくに何も言われませんでした」と訴えました。
おとはPさんは劣悪な労働環境についても言及しており、「『衛生検査のために9時から24時まで働く』『週1回の休みがなくなり、16連勤しても店長は平気で週3回休む』『アルバイトへの教育や現場監督を店長が私へ丸投げ』」などの問題があったと主張。シフトや店舗運営などで現場を軽視しており、問題を何度もマネージャーなどに報告したが、一切改善しなかったとしています(※)。
※大阪王将はイートアンドホールディングスの傘下・大阪王将がフランチャイズで展開しており、同店舗はファイブエム商事が運営しています
おとはPさんは今後の要望について、「『従業員が辞めれば問題がなかったことになる』『しょせんはただの社員でしょ』など、従業員に対する仕事を軽視する発言や言動を改めてもらいたいです。本部にはフランチャイズ店舗の管理をしっかりするように努めてもらいたいですね」と訴えています。
なお、ねとらぼ編集部ではこれら衛生検査や労働環境、発言の事実関係についてイートアンドホールディングスに問い合わせましたが、記事執筆視点で回答は得られていません。
記事の一部を修正しました【2023年5月30日2時10分追記】
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