「文鳥よ千年生き宇宙を翔べ杯」――ばんえい競馬で8月20日にそんな名称の個人協賛レースが開催され、文鳥愛にあふれてステキだと話題を呼んでいます。Twitterのトレンドに「#文鳥よ千年生き宇宙を翔べ杯」のハッシュタグが入る盛り上がりに。
主催の帯広競馬場(ばんえい十勝)では、1口1万円以上の協賛金で個人がレースの協賛者になることが可能。協賛者はレース名を(公序良俗の範囲内で)自由に設定可能で、これまでも「そして輝くウルトラソウル!杯!」「もういい。俺が走る。」など、ユニークなレースが開催されています。
「文鳥よ千年生き宇宙を翔べ杯」の協賛者は、切り絵作家の小川真央(@torikameinu)さん。レース名のもとになったのは、み(@subebosa)さんが、自身の文鳥「すべすべ」ちゃんへ向けた気持ちをつづった「1000年生きて怪鳥になって悠々と宇宙を飛んでほしい」というツイート。小川さんは「ツイートを読んでずっと心に残ってた素敵な言葉」としてレース名につけたと投稿しています。
小川さんによると、このレース名をつけたのは、楽しみにしていた夏の旅行がコロナ禍で中止になったことが理由。その悔しさと文鳥への愛を北の大地のレースに託したいという思いを協賛の申し込みにつづっています。「世界中で大切にされている文鳥よ、健康で長生きして千年生きて、光る怪鳥になって宇宙を悠々と翔んでほしい!」というメッセージからあふれる文鳥への愛を感じる……!
協賛レースは文鳥好きの間で話題になり、「#文鳥よ千年生き宇宙を翔べ杯」のハッシュタグがTwitterのトレンドに。「素晴らしい」「笑って幸せになった」「最高すぎる」という称賛や、飼い主さんたちから文鳥への「千年生きてほしい」という願いがツイートされています。
協力:小川真央(@torikameinu)さん
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