特撮ドラマ「ウルトラセブン」の55周年プロジェクトがスタートし、公式サイトとキービジュアル、ロゴが公開されました。同作の第1話が放送された10月を皮切りに7つのキーワードでウルトラセブンの魅力を伝えていくとのことです。
「ウルトラセブン」は1967年10月から放送された「ウルトラマンシリーズ」の1つで、宇宙からの侵略者との戦いを描いた作品。人類の信頼関係を揺るがそうとする侵略者の暗躍や、軍拡競争で母星を滅ぼされた怪獣の悲劇、地球侵略の捨て石にされた異星人の姿など、セブンの活躍とともに展開される数々のエピソードは、多くのファンから支持を集めています。
地球人と異星人が一心同体になったヒーローの物語である「ウルトラマン」に対し、「ウルトラセブン」は地球人に変身した異星人の物語。作中では侵略者と戦う一方、同じ異星人として相手の事を理解しようとし、時には対話を試みるセブンの姿が描かれました。公開された55周年プロジェクト公式サイトにはセブンの後ろ姿とともに、「彼はお互いの理解の先にこそ、希望があると知っていた」「彼の背中を目指し、わたしたちは歩んでいきたい」とのメッセージがつづられています。
ウルトラセブン55周年記念プロジェクトは、「知る」「観る」「持つ」「深める」「考える」「触れる」「向かい合う」と7つのキーワードに沿って展開。記念商品の発売やライブイベントの実施、上映、配信などを予定しており詳細は今後発表するとのことです。
ウルトラマンと並び称される不滅のヒーローの記念プロジェクトにネット上では、「もしかして…新しいウルトラセブンが始まる!?」「シン・ウルトラセブン?」と期待の声が続出し、「ウルトラセブン」がトレンド入り。中には、2022年公開の映画「シン・ウルトラマン」や、1994年から2002年にかけて展開された「平成ウルトラセブン」シリーズ、2007年放送の「ULTRASEVEN X」などに言及するコメントも投稿されています。
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