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『進撃の巨人』がミュージカル化 岡宮来夢や松田凌ら出演、ファンの期待爆上げな再現度(1/2 ページ)

PVがもはや実写映画。

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 諫山創さんの漫画『進撃の巨人』を舞台化した「『進撃の巨人』-the Musical-」が、2023年1月に東京・大阪で上演決定。かつて公演中止となった舞台が新たな顔ぶれで上演されることに感無量となるファンが続出しています。

「進撃の巨人」-the Musical-
「『進撃の巨人』-the Musical-」

 2009〜2021年まで別冊少年マガジン(講談社)で連載された『進撃の巨人』は、コミックスの発行部数が世界累計1億1000万部を越えたダークファンタジー。テレビアニメ化や2部作での実写映画化などさまざまなメディアミックスが行われてきました。

 「進撃の巨人」-the Musical-の脚本を手掛けるのは、演劇調異譚「xxxHOLiC」、迷宮歌劇「美少年探偵団」などの舞台化脚本を執筆した畑雅文さん。演出は、ボーカルダンスグループ「PaniCrew」のメインボーカルで、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage などで演出家としても活動する植木豪さん。音楽監督はKEN THE 390、作詞は三浦香さんです。

 キャストは、エレン・イェーガー役に、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで鶴丸国永役を演じて注目を浴びた舞台俳優界のホープ、岡宮来夢さん。ミカサ・アッカーマン役には、舞台「呪術廻戦」禪院真希役など透明感のある演技が好評を博す高月彩良さん。アルミン・アルレルト役は、小西詠斗さん。リヴァイ役は、舞台「東京リベンジャーズ」の佐野万次郎役などでも知られる松田凌さん。発表に併せて、4人の第一弾キービジュアルと公演PVも公開。特にPVでは高い再現度の映像となっており、期待が高まる仕上がりとなっています。これもう映画だろ。

 原作の世界を、巨人に立ち向かっていく人々の歌とステージングによるアナログな演劇的手法と、最新のテクノロジーやギミックを駆使した斬新なスペクタクルの融合で表現したという舞台「進撃の巨人」。同作の舞台化はこれが初ではなく、2017年にも予定されていましたが、演出機器の点検作業中にアクロバット監督の落下死亡事故で公演が中止となっていました。

 諫山さんは、今回の舞台化に「この度の舞台化の話を聞いた時は、以前大変悲しい事故がありましたので心配になる気持ちがありました」と素直な心境をつづった上で、「しかし舞台関係者の方々は重々承知の上で、より細心の注意を払い舞台へ臨まれるものだと思います。そういったものを踏まえた上で今回の舞台化を祝福し楽しみにしたいと思います」と期待を寄せています。

 大阪公演はオリックス劇場で1月7日から9日まで、東京公演は日本青年館ホールで1月14日から24日まで。チケットは全席指定1万3000円で、一般発売は11月5日10時からの予定です。

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会

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