『週刊少年サンデー』で連載されている漫画『葬送のフリーレン』がアニメ化決定。アニメの公式Twitterが開設されるとともに、光り輝く大きな月をバックにした主人公・フリーレンの姿を描いたメインビジュアルも公開されています。
同作は、『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』の山田鐘人さんが原作、アベツカサさんが作画を務める“魔王を倒した勇者たちのその後”を描いた後日譚ファンタジー。
1000年以上の歳月を生き続けるエルフ・フリーレンが、今は亡き勇者にしてパーティー仲間でもあったヒンメルの魂と対話すべく、大陸北部に位置する「魂の眠る地(オレオール)」を目指しての旅を敢行。弟子の魔法使い・フェルンや戦士・シュタルクと冒険を繰り広げるうち、以前は気付かなかったヒンメルの「姿」を発見していく……という物語です。
同作は2020年4月の連載開始時から注目され、2021年には「マンガ大賞」と「第25回手塚治虫文化賞」の「新生賞」を受賞。記事執筆時点で累計発行部数が720万部を突破しているものの、最近ではたびたび長期休載を挟んでおり、一部読者からはアニメ化に向けての布石ではないかと推測する声も上がっていました。
原作者の山田さんは今回の慶事について、読者とアベさんへの感謝をささげるとともに「アニメの制作現場でお話を聞いたり、設定画を毎回送って頂いたりして、制作陣の皆さまの熱意に驚かされています」「フリーレンについて、いろいろと考えてくれていることもとても嬉しいです」とコメント。「アニメで動くフリーレンたちを楽しみにしています」と制作陣への期待を語っています。
また、作画担当のアベさんもアニメ化に「夢のようです!」と喜びいっぱいの様子。山田さんはじめとする全ての関係者に「ありがとう」を伝え、「彼らが動き出すのをワクワクしながら楽しみに待っています」とコメントしています。
なお、東宝アニメーションの公式Twitterアカウントが「フリーレン」アニメ化の報をツイートし、「お楽しみに!」とコメントした以外、放送時期や制作スタッフなどの情報は現時点で未発表となっています。
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