ニュース
漫画家・かざま鋭二さん、すい臓がんのため75歳で死去 30年以上続いた『風の大地』に悲しみの声「もう見られないのか……」(1/2 ページ)
葬儀は親族のみで執り行いました。
advertisement
『風の大地』で有名な漫画家のかざま鋭二さんが10月2日、すい臓がんのため亡くなりました。75歳でした。同漫画を連載していた『ビッグコミックオリジナル』の版元である小学館が4日、明らかにしました。
小学館によると、葬儀は親族のみで執り行ったそうです。同社は、「30余年に渡り「ビッグコミックオリジナル」で『風の大地』をご執筆いただいた、先生の生前のご功績に対する心からの敬意とともに、謹んで哀悼の意を表します」というコメントとともに、読者や関係者に深い感謝の意を表しました。
かざまさんは、1966年に『その名はゼロ』で貸本漫画デビュー。1969年に雑誌『少年キング』に『栄光への5000キロ』で一般漫画誌デビューを果たしました。その後も、『セニョール・パ』『Dr.タイフーン』と作品を執筆し続け、1991年から連載が始まった『風の大地』は30年以上にも及ぶ大作となりましたが、最近は病気療養で休載となっていました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 『ドカベン』『あぶさん』手掛けた漫画家・水島新司さんが肺炎で逝去 末次由紀や森川ジョージ、G.G.佐藤らが追悼
漫画家や野球関係者、ファンから悲しみの声があがっています。 - 藤子不二雄Aさんが88歳で逝去 漫画家らから悲しみの声相次ぐ「信じられないです」
ご冥福をお祈りします。 - 「カムイ伝」白土三平さん、誤嚥性肺炎で逝去 さいとう・たかをさんに続いて「ひとつの時代が幕を下ろしてゆく」
ご冥福をお祈りします。 - 『750ライダー』の石井いさみさん、急性心不全により80歳で逝去 版元は「読者に多大な喜びを届け続けてくださいました」
故・矢口高雄さんの娘はじめ生前の関係者から追悼コメント。 - 劇画家のさいとう・たかをさん、すい臓がんで逝去 『ゴルゴ13』は遺志を継ぎプロダクションが“連載続行”
ご冥福をお祈りします。