がん闘病の“元うたのおにいさん”杉田あきひろ、医師も驚く回復スピードで退院へ 「キセキを起こせた」「ゴールはすぐそこです!」(1/2 ページ)
杉田さん「あと少し、最後まで闘い抜きます!」
NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」の“9代目うたのおにいさん”で、喉頭がんで闘病中の歌手・杉田あきひろさんが10月12日にInstagramを更新。医師も驚く回復力で退院が決まったことを報告し、「ホントにキセキを起こせた気がします」と喜びをつづっています。
8月初旬にステージ3の喉頭がんを公表し、化学放射線療法と抗がん剤治療を受けるため入院生活を続けていた杉田さん。SNSでは治療の副作用に耐えながら闘病に励む姿を発信しており、9月23日には「朝診察を受けて『ほぼ癌細胞は消滅しています』と知らされ」と順調な経過を報告していました。
杉田さんはこの日、「僕、今朝の採血の結果良好で、14日金曜日に退院出来る事になりました!」と退院が決まったことを報告。全35回の放射線治療が残り1回となり、「正直地獄でしたが、でももうゴールはすぐそこです!」と奮起した他、「いま放射線科の先生にも『こんな回復が早い患者さん、見た事がないです!」って驚かれました!!! …ホントにキセキを起こせた気がします」と類まれなる回復力で退院までこぎ着けたことを明かしています。
また最後には、「支えてくださったみなさんへの感謝の気持ちを胸に、あと少し、最後まで闘い抜きます!!!」とラストスパートに向けて意気込みを言葉に。投稿には、「懐かし写真シリーズは【被り物】系歌クリップ集です!」と“うたのおにいさん”時代の思い出写真を多く添えました。
杉田さんは1999年4月〜2003年4月まで、「おかあさんといっしょ」の9代目うたのおにいさんを担当。卒業後は歌手やミュージカル俳優として活動していましたが、2016年に覚醒剤取締法違反で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けました。以降は自助グループでの活動など薬物依存からの回復を目指しており、近年では音楽活動を本格化させ、がん公表の直前には新しい事務所と専属マネジメント契約を結んだことを発表していました。
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