偉い人への根回しのコツは「幼児対応と全く同じ」 意外な共通点に「ほんまそれ」「どこの国でも当てはまる」と納得の声(1/2 ページ)
わざと間違えておいてそれを見つけさせる、という人も。
お仕事には、本当に「楽しい!」と思える場面も「たの……しい……」とでも思わないとやっていけない場面もよくあるもの。そんな世の中の“あるある”をご紹介する企画「お仕事楽しい」。今回は自分で決めた、と思わせないと年代問わず納得してくれないのだな、というお話です。
重要なことはだいたい共通している
日本の偉い人根回しあるあるに、「結論だけ持ってくと絶対(尊厳を求めて)ひっくり返すので途中でちょいちょい相談の形で報告してクリティカルでないところを選ばせ自分が決めさせた感を持たせておく」ことで後の対応時間を節約する、というのがあるけれど、幼児対応も全く同じだなと思う日々。
時間がなくて親が全部やっちゃうと、気に食わないから「違うのがいい!」と言い張りはじめて(内容が気に食わないのではなく自分が決めてないことが気に食わない)やり直しで結局2倍時間がかかるのだよね…
(ちゃんみつさんのツイートより)
ちゃんみつ(@chanm)さんの経験則のお話。偉い人への根回しあるあるとして「完成したものを持っていくと、偉い人は自身のプライドからひっくり返すことがあるので、完成前に相談という形をとって選択権を与えておき、“自分で決めた感”を持たせておく」というものがあります。
ちゃんみつさんは、これは小さな子どもでも同じことだと感じたそうです。重要なのは、選択肢の内容より、自分で決めた感を持たせること。親が全部やってしまうと、余計に時間がかかってしまうのだと言います。
自分で決めた感がないと納得できない人が多い―― 税務調査が入った際に、何も指摘できないと深掘りされてしまうので、分かりやすく間違いがよく出る項目をわざと間違えて「おみやげ」を用意しておく、という話に通じるものがありそうです。
このツイートには「誘導しながら相談ぽく選択プレゼンを展開すると割と円滑に話が進むという話ですね?仕事できる営業系上司は子育てが上手いかもしれませんね」「これは結構どこの国でも当てはまると思います」「結論を与えられたのでは無く。自ら掴み取った、到達したと思う事で信念が強化される」など、自分で選んで決定したと思わせるのが重要なのだという声や、日本に限らず世界中で見られるものだ、という声も寄せられています。
記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
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