子猫のトライアル前日、保護主の腕の中でコロン　愛と信頼が伝わる行動に「切ない……」「どうか幸せに」の声

愛おしくてたまらない……！

　トライアル前日の子猫の動画がInstagramに投稿され、「かっっわいい！！」「たまりませんね」と反響が殺到。動画は、記事執筆時点で再生数254万回を突破、8万9000件以上の“いいね”を獲得しています。

　元保護猫の「なぎ」くんは、親猫と離れてしまい、真っ暗な草むらで何時間も鳴き続けていたところを保護されました。当時のなぎくんは目も見えておらず、100グラムほどの小さな体だったといいます。

なぎくんが近くに来てくれました

　ミルクボランティアをしている投稿主のRyosuke（@ryostory1124）さん宅の先住猫ちゃんとも打ち解け、約2カ月ほど一緒に暮らしていたある日のこと。なぎくんは、1週間ほどトライアルに行くことが決まりました。トライアルとは、里親候補さんのお家でもうまく過ごせるかをみるお試し期間になります。

「スマホ見てるにゃん？」

「一緒にゴロゴロするにゃ」

　投稿された動画は、そのトライアル前日の映像。うつぶせの姿勢でスマホを見ていたRyosukeさんの元へ、なぎくんが近づいてきます。そして、Ryosukeさんの腕の中に包まれるような位置でポジションを取り、そのまま腕の上にアゴをポスッと乗せたのです。

お邪魔しま～す

すっぽり

　あまりにかわいらしい行動に、Ryosukeさんもなぎくんの頭に顔をすりすり……。Ryosukeさんへの信頼が伝わる上に、なぎくんと一緒にいる最後の日かと思うと、胸が熱くなります。その後、なぎくんは正式に“ずっとのお家”が決まったとのこと。里親さん宅の先住猫ちゃんとも仲良くなり、幸せに暮らしているそうですよ。

「このへんかにゃ……」

ポスッとアゴ乗せ

　動画には、「心から愛おしい」「こういう仕草をされるとギューしたくなりますね」「お互いの愛情が溢れまくっていますね」「なぎ君の安心してる顔がほんとに幸せを感じます」といったたくさんのコメントが寄せられています。

　猫写真家として活躍しながら、保護猫活動やミルクボランティアも行っているRyosukeさん。以前には、保護した子猫が心を開くまでの様子を公開し、話題を集めていました。Twitter（@ryostory1124cat）やInstagram（@ryostory1124）では、預かり中の猫ちゃんたちの日常を投稿しているほか、売上の一部が動物保護団体に寄付される「保護猫チャリティーカレンダー」も販売中です。