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なぜエレベーターはドアが開いたまま走行しないのか? そのマニアックな理由を解説した動画がわかりやすくて好評(1/2 ページ)
専門会社だから撮れるマニアックな映像だぁ……。
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なぜエレベーターはドアが開いた状態では走行しないのか。メンテナンス専門会社が仕組みを解説した動画がとてもわかりやすいです。
エレベーターの戸開走行とは?
まずは、ロープを巻き上げる仕組みを見ていきましょう。巻き上げ機にはモーターとブレーキがあり、動くときにはブレーキが開きます。
モーターは電気が通っていないときには力が入っていないため、ブレーキが閉じていないとエレベーターはおもりに引っ張られずるずると上に動いてしまいます。つまり、ブレーキになんらかのトラブルがあると、勝手に走行してしまうのです。エレベーターに乗ろうとしたら、エレベーターが急に動き出す危険性があります……!
そこで、開発されたのが安全装置の「戸開走行保護装置」です。ドアが開いたまま走行し始めたら、ロープを直接挟んで緊急停止します。メインのブレーキが機能しなくても非常停止ができる「二重ブレーキ化」という考え方です。
動画を公開したのはエレベーターおよび立体駐車装置などのメンテナンス専門会社「京都エレベータ」。同社のYouTubeチャンネルには、専門会社ならではのマニアックな情報が投稿されていて、かなり楽しめます。
(高橋ホイコ)
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