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鉄道開業150年! 発祥の地・横浜で完全予約販売された記念駅弁の気になる中味とは?横浜「鉄道開業150年記念弁当」(1500円)(1/3 ページ)

入手が難しかった“プラチナ駅弁”! 「復刻版シウマイ弁当」もいただきました。

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ニッポン放送

 「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介。

横浜「鉄道開業150年記念弁当」(1500円)
横浜「鉄道開業150年記念弁当」(1500円)
E233系電車・普通列車、東海道本線・川崎〜横浜間 鉄道創業の地 記念碑 鉄道開業150年記念弁当 鉄道開業150年記念弁当 鉄道開業150年記念弁当 鉄道開業150年記念ひょうちゃん 復刻版シウマイ弁当 E261系電車・特急「サフィール踊り子」、東海道本線・横浜〜戸塚間

【ライター望月の駅弁膝栗毛】:横浜「鉄道開業150年記念弁当」

 2022年10月14日、新橋〜横浜間に鉄道が開業して150年を迎えました(関連記事)。鉄道開業150年を記念した駅弁が数多く登場するなか、鉄道開業の地・横浜の記念駅弁は、完全予約制でプレミア感あふれるお弁当として販売されました。残念ながら、入手が叶わなかった方も多いと思いますが、今回は150年前の新橋〜横浜間に思いを馳せながら、筆者がそれぞれ約1時間をかけて予約購入した2つの記念弁当のご紹介にお付き合い下さい。

E233系電車・普通列車、東海道本線・川崎〜横浜間
E233系電車・普通列車、東海道本線・川崎〜横浜間

 いまから150年前、鉄道が開業した区間を、きょうも東海道本線の普通列車が走ります。1日9往復の汽車が途中、品川、川崎、鶴見、神奈川に停まって、53分で結んだ新橋〜横浜間。いまは日中、上下共に快速運転の東海道本線が毎時約6本、各駅停車の京浜東北線が毎時9本、さらに、品鶴線経由の横須賀線が毎時4本走ります。これに特急「踊り子」や「成田エクスプレス」や湘南新宿ラインなどの列車、貨物列車も加わります。

鉄道創業の地 記念碑
鉄道創業の地 記念碑

 150年前、最初の横浜駅があった、桜木町駅前には「鉄道創業の地 記念碑」があり、駅ビルの旧横濱鉄道歴史展示には、開業当時に走っていた蒸気機関車が、保存・展示されています。鉄道150年の節目ということもあって、この歴史的な場所をカメラ片手に、訪れている方も多くいらっしゃる様子。黒船で来たペリーから模型の蒸気機関車を贈られ、18年で実物が走ったことを考えると、幕末〜明治の「激変」ぶりが改めて感じられます。

鉄道開業150年記念弁当
鉄道開業150年記念弁当

 鉄道開業150年を記念して、全国の駅弁各社ではさまざまな記念駅弁を製造しています。なかでも入手が難しかった“プラチナ駅弁”は、横浜駅弁・崎陽軒がJR東日本・横浜市歴史博物館とのコラボで、完全予約制4000個限定販売した「鉄道開業150年記念弁当」(1500円)ではないでしょうか。掛け紙には、横浜開港資料館に収蔵されている150年前の鉄道を描いた「東京横浜蒸気車鉄道之図 立斎広重(3代)」が使われました。

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