12月4日(現地時間)、舞台芸術においてアメリカ文化に貢献した人に贈られる第45回ケネディ・センター名誉賞を米俳優ジョージ・クルーニーが受賞。米俳優ジュリア・ロバーツは、キャリア初期から今までのジョージの写真を一面にプリントした、特大インパクトのドレスを着用し参列しました。
ジュリアが着用した“ジョージのことが大好きすぎるドレス”は伊ファッションブランドのモスキーノによるもので、黒のサテンドレス一面に額縁模様で飾られた、ジョージの歴史ともいえる数々の写真をプリント。
初期の初々しい宣材写真や、80年代に出演したシットコム「The Facts of Life」での1枚、ジョージを一躍スターにした米ドラマ「ER緊急救命室」のダグラス・ロス先生、米W誌で草間彌生とコラボレーションした水玉模様で埋め尽くされた写真、さらにジュリアとの2ショットまで、まさにジョージ愛しか感じられない逸品です。同ブランドのクロップドジャケットも羽織っていますが、ドレスの衝撃は変わりません。
ジュリアとジョージは2001年の映画「オーシャンズ11」で初共演し、初めて会った以来すぐに仲良くなり友情をはぐくんできたとのこと。ジョージは10月に米PEOPLE紙とのインタビューで2人の関係について語っており、「僕たちは同じものを楽しんでると思う」「(一緒に仕事をすると)仕事に行くのが楽しくなる」とコメント。
一方のジュリアも「人生に対して考え方が似ている」としており、プライベートでも家族ぐるみで付き合いがあることを明かしていました。その後も何度か共演し、11月3日に公開された最新作「チケット・トゥ・パラダイス」では、離婚した元夫婦を演じました。
これまでも俳優業のほかさまざまな慈善活動に従事し、2016年には妻アマルと「Clooney Foundation For Justice(正義のためのクルーニー財団)」を立ち上げたジョージは、今回そういった活動が評価されての受賞となりました。なお、ほかの受賞者はアイルランドのロックバンドU2、米歌手エイミー・グラント、米歌手グラディス・ナイト、キューバ出身の作曲家/指揮者のタニア・レオンでした。
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