自宅や身なりはきれいなのに、マイカーはおざなりで掃除していない……。こんな方はいませんか?
2021年にレソリューションが行ったマイカー洗車の意識調査によると「とにかく面倒」「ついつい後回しにしてしまう」といった声が多数。ガソリンスタンドで洗車機へGO! といった外装の洗車のほか、車内のお掃除も気になるくらいの汚れや匂いがなければ特にしない、やり方を知らないし掃除道具もないのでやれないという人も多いようです。
いえいえ、「100均&家にあるお掃除グッズ」で意外と簡単にできてしまいます。年末の大掃除を機会に、YouTubeで公開されている車内お掃除動画を参考に、皆さんも愛車の大掃除をしてみてはいかがでしょう。
フロアマットは外に出して砂や土、ホコリを落としましょう。パンパン叩いたらうわぁ……と絶句するくらい汚れていることがあるのでご注意を。土や砂の汚れをあらかた叩き落としたら、家にある適当な「ブラシと家庭用洗剤」でゴシゴシ水洗いすれば効果的。水洗い後は日当たりのいい場所で乾かします。
シートも「布団たたき」でホコリを叩き出し、フロアの小さなゴミやホコリも含めて掃除機で吸い取ります。自動車販売店で売っているカー用ハンディークリーナーは手軽ですが、自宅でやるならば、より強力な「家庭用掃除機」を使ってしまいましょう。
ミゾに入りこんだ細かいゴミは、100均で売っている「毛先硬めのブラシ」や「不要になったハブラシ」とかでかき出します。髪の毛や指でつまめないほどの細かいゴミやホコリは「粘着テープのコロコロ」が役立ちます。
いつの間に……と見つけたら意外とショックなのが、何かをこぼしたり飛ばしたりして付いていたシートや天井のシミ汚れ。この他にシートは実は……皆さんの想像以上に汚れています。タオルやぞうきんに「液体洗濯洗剤」を染みこませてフキフキしましょう。多分ぞうきんは真っ黒です。「薄めた洗剤の霧吹き」+「熱めの湯に浸しておいたぞうきん」を組み合わせて拭くのも効果的です。
シートの汚れ落としには、「リンサークリーナー」などと呼ばれるシート/カーペット向けのお掃除機器も人気のようです。「う、うそ、だろ……。私のクルマのシートってこんな汚かったのかー」とさらにショックを受けてしまうかもしれません。
インパネ、ハンドルや取っ手などの樹脂部の掃除には「綿棒」と「ウーロン茶」が活躍。エアコンの吹き出し口のような細いところは湿らせた綿棒でフキフキです。水では落ちにくい軽度の油汚れや手あかは「ウーロン茶」で拭くと落とせるそうです。へぇぇ! 確かに「中華料理など脂っこいものを食べたときはウーロン茶」を聞きたことがあります。ウーロン茶って意外とすごい。
愛車の中は家族のもう1つのお部屋、人によっては“けっこう貴重”なひとりになれるプライベート空間だったりもします。そう考えると車内もやっぱり、ちゃんときれいにしておきたいものです。皆さんの愛車、きれいになりましたか?
(カナブンさん)
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