コンビニの看板によく書いてある「酒・たばこ・ATM」。どうしてわざわざ看板にこの3つを表記しているのか、疑問に思ったことはありませんか?
何か決まりがあるのか、それとも別の理由があるのか。編集部は大手コンビニ会社のセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの3社に尋ねました。
セブン-イレブンの回答
―― なぜこのような表記になっているのでしょうか? 何か取り扱いに資格などが必要なのでしょうか?
セブン-イレブン:その店舗における免許品やサービスの取り扱いについて、少し離れたところからでもお客様に認識いただけるよう表記しています。
―― この3種類以外に表記するものはありますか?
セブン-イレブン:基本的には、この看板でお酒やたばこの取り扱いや、ATMの設置についてお伝えしています。
ローソンの回答
―― なぜこのような表記になっているのでしょうか? 何か取り扱いに資格などが必要なのでしょうか?
ローソン:基本的に看板はお客様に認識してもらうために表記をしています。特にロードサイドにある店舗などでは、車から降りるという手間がかかるため、車の中からでも商品が取り扱いされているか確認いただけます。
―― この3種類以外に表記するものはありますか?
ローソン:ローソンでは、「酒・たばこ・ATM」以外に「マチカフェ」や「まちかど厨房」などの商品であったり、第2類医薬品と第3類医薬品の取り扱いを看板で表示している店舗もあります。
ファミリーマートの回答
―― なぜこのような表記になっているのでしょうか? 何か取り扱いに資格などが必要なのでしょうか? また、この3種類以外に表記するものはありますか?
ファミリーマート:「酒」「たばこ」「ATM」は、目的として来店されるお客さまが多い商品・サービスですので、看板に表記しております。
業界全体でルールが定められているわけではなく、顧客のことを考えた表記だったのですね。お酒やたばこを買いたい場合(20歳以上から)や、ATMを利用する場合には、看板を参考にするとよさそうです。
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