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ryuchell「私は男性が好き」 高校時代“彼氏”との破局やカミングアウト後の母の反応に「捨てられると思った」(1/2 ページ)

LGBTQ当事者であることを明かしているryuchellさん。

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 タレントのryuchellさんが1月10日にYouTubeチャンネル「RYUCHELL WORLD」を更新。学生時代から女性ではなく男性が好きだったことや、母親にそのことをカミングアウトした際の反応などを告白しました。

りゅうちぇる
自身の学生時代について明かすryuchellさん(画像はYouTubeから)

 以前に、2022年8月に離婚した元妻のpecoさんが初めて交際した女性と明かしていたryuchellさん。今回の動画では「まさか自分がいつか女性を好きになるなんて思っていなかった学生時代」のころの話を語りました。

 ryuchellさんは学生時代の自身をYouTubeで演じている“沖縄ギャル・みーかー”そのものだったと回顧。小学校・中学校時代はフェミニンな言葉遣いやしぐさをからかわれることもあったそうですが、持ち前の気の強さから言い返していたそうです。高校時代は教師など周りの環境に恵まれていたそうで、「ただでさえ女子より化粧濃いし、帰りの会でネイル塗ってるし」と自分らしさを隠すことはなかった当時の自身を回想しています。

りゅうちぇる
ryuchellさんが演じてる沖縄ギャル・みーかー(画像はYouTubeから)

 一方で、女手ひとつで育ててくれている母からは、「私は男性が好き」だとカミングアウトするも「育て方を間違えた」と拒絶。「寂しくて悲しかった」「捨てられると思った」とショックを受けながらも母の気持ちも理解できたため、「男の人が好きっていったけどウソだよ」と笑顔でごまかしたそうです。

 その一件や当時交際していた男性とも“いろいろ”あり、次第に学校に行きたくなくなっていたというryuchellさん。そんな息子を見かねた母がドライブに連れ出し、「沖縄はとてもあたたかくていいところだけどとっても狭いところ」「東京に行きたいんでしょ? 海を越えたらとっても広い世界がいっぱい待ってるからさ。もっと進んだ考え方とかもっといろんな人がいっぱいいるはずだよ」と後押ししてくれたとのこと。ryuchellさんは涙を浮かべながら母への感謝を語るとともに、当時の自身と同じような悩みを抱えている人に「あなたが今見ている世界が人生の全てじゃなくて……大丈夫だよ、絶対!」と呼びかけました。

ryuchell
涙をぬぐうryuchellさん(画像はYouTubeから)

 ファンからは「最後のりゅうちぇるさんの言葉にすごく救われたし気持ちが少し楽になれました!」と感謝する声や「自分は男性が好きと断言できるのに、女性であるペコちゃんを好きになったのはきっとりゅうちぇるが相手を『男・女』ではなく『個』として見てくれてるからなんだろうな」とpecoさんとの関係に思いをはせる声がある一方で、ネット上では「結婚してから気がついたのかと思いきや、高校の時から自認してたのか…」とのコメントも。「色んな人がいて当然だから色んな決断があるのも当然だよなぁと思った。正解ないし本人達が幸せならいいよね」とさまざまな事情がある声があがっています。

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