「世が世ならば打首獄門」 桂浜水族館、写真の無断転載に怒りの注意喚起 「人の物をとったらダメなのは当たり前」と共感呼ぶ(1/2 ページ)
「ふざんけな」の誤字に怒りがにじみ出ている。
桂浜水族館(高知県)の公式Twitterが、同館の写真を無断で使用した第三者によるツイートについて、激しく非難するとともに、無断転載はしないよう注意を呼びかけています。その背景について聞きました。
桂浜水族館公式Twitterは、公式マスコットキャラクター「おとどちゃん」によるユニークなツイートが人気のアカウント。動物や飼育員の写真も豊富でにぎやかなのですが、残念なことに無断転載されるケースも多いようで、以前からたびたび注意喚起を行ってきました。
今回のツイートは特定の事例を挙げたものでなく、広く無断転載について抗議する内容でした。「『転載されたくなったらクレジットつけろ』ちゃうねん、どう考えても盗るほうが悪いやろ」「ちゃんとして」「引用リツイートすればいいだけの話なのに、わざわざ保存した写真をおのれのアカウントで我が物顔でツイートしたいならクレジットをつけろ」「推しは推せるときに姿勢正しく推そうね」など、思いの丈を12項目に渡ってストレートに書き出しています。
荒ぶりながらも素直な気持ちが表れた文は、「飾らない心からの言葉」「公式とは思えないほど暴れ狂ってて好き」と話題を呼びました。「人の物をとったらダメなのは当たり前」と、嘆く声もみられます。
今回の注意喚起の理由について編集部が取材したところ、桂浜水族館からは「公式Twitterのプロフィールに記載しております『しばき回します』についても、今回のツイートに関しても、なにか大きな問題があったからというよりは、そういった問題が起きて、『桂浜水族館のファンのかたがトラブルに巻き込まれて悲しい思いをすることがないように』というおとどちゃんの心配がこういった形になった次第でございます」との回答がありました。
また、「おとどちゃんはこれまでにも、エゴサーチをして無断転載されている方には、DMなどで個別に注意や画像使用に関する案内をしておりました」とコメント。ほかにも、ときおり、さまざまな文言で「無断転載」について苦言を呈しており、今回もその一環だったとしています。
協力・画像提供:桂浜水族館公式Twitter
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