「訃報は聞きたくなかった」 BOSE、「デ・ラ・ソウル」トゥルーゴイ逝去で衝撃 彼らなくして「今のスチャダラパーは存在していない」 (1/2 ページ)
54歳での死となったもよう。
ヒップホップグループ「スチャダラパー」のBOSEさんが2月13日にInstagramを更新。同日、米ヒップホップグループ「De La Soul(デ・ラ・ソウル)」のメンバー、デイヴ・“トゥルーゴイ”・ジョリクールが54歳で逝去したと報道されたことを受け、同グループとの出会いを回顧しています。
1988年、米ニューヨークのロングアイランドで、高校の同級生だったトゥルーゴイ、ポス、メイスの3人から成る「デ・ラ・ソウル」が誕生。同じ年に、BOSEさんはANIさん、SHINCOさん(ANIさんの実弟)とともに「スチャダラパー」を結成し、高木完さんや屋敷豪太さん、藤原ヒロシさんなどが設立したレーベル「Major Force」から1990年にデビューしました。
トゥルーゴイの逝去を受け、BOSEさんは「De La Soulの音楽がこの世界になかったら、今のスチャダラパーは存在していないと思う」とコメント。「シンコが『ヤバいよ!これだよ!』と興奮しながらターンテーブルに針を落として『3 Feet High and Rising』の一曲目、『The Magic Number』が、薄暗い6畳の部屋に鳴り響いた時の衝撃を今でもハッキリと憶えている」と、デ・ラ・ソウルの1stアルバムとの出会いを明かしています。
デ・ラ・ソウルに感銘を受け、「世界中の多くのラップグループが感じたのと同じように、僕たちも、その瞬間に自分たちのやるべきことが完全に見えた」というBOSEさん。「いま考えると理解出来ていない部分も沢山あったと思うけど、勘違いも含めて、こうやればいいんだと、あのアルバムが教えてくれたのだ」と振り返りながら、「本当に早すぎるし、こんな訃報は聞きたくなかった、、、ご冥福をお祈りします。Dava安らかに」と追悼の意を記しました。
デ・ラ・ソウルは1989年にデビューアルバムにして代表作の「3 Feet High and Rising(原題)」を発表。グループは「ネイティブ・タン」と呼ばれる一派として、従来の“タフ”なスタイルのヒップホップとは違った路線を打ち出し、同派の「ジャングル・ブラザーズ」「ア・トライブ・コールド・クエスト」「ブラック・シープ」などのグループともにシーンをけん引しました。
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安らかに。