所ジョージ、約1時間の“YouTube史上「最も退屈な映像」”に喜びの声多数 「史上最もアツい動画」「面倒な事ですら遊びに」（1/2 ページ）

トンカチ万能説。

[五月アメボシ，ねとらぼ]

　所ジョージさんが2月19日に自身のYouTubeチャンネルを更新。“YouTube史上「最も退屈な映像」”と称する動画を投稿するも、視聴者からは動画内容に満足した様子のコメントが多数寄せられました。

YouTube史上「最も退屈な映像」/ 不動アンティーク扇風機の修理

　投稿されたのは、動かないアンティーク扇風機を所さんが修理する約1時間の動画。途中で録画が30分ほど止まったそうですが、それ以外はノーカットの白黒映像で淡々と修理作業が記録されています。

　当初、劣化したコードが原因で動かないと見立てた所さんはコードを交換し、内部の破損箇所などに「なんだよお〜」とボヤきつつも対処して再度組み立てます。

語りつつ淡々と作業（画像はYouTubeから）

　20分ほど作業しますが、スイッチオンするも動かず。後部カバーを何度か開き内部をいじったところ、一瞬羽が回りましたがやはり動かず。モーターのうなり音はしますが、なぜか羽が回らないようです。

　このあと録画が止まってしまっていた30分の間に原因を探ったそうですが、状況は変わらず。しかし、軸の回転が何かの引っ掛かりで阻害されていることが分かりました。そこで、モーター内部を見ようとしますが、開け方が不明のためトンカチでたたいてみることに。

トンカチでたたいてみる（画像はYouTubeから）

　モーターの外装や軸の部分をトンカチで軽くたたいたところ、軸の回転に抵抗がなくなったので、スイッチを入れてみるとスムーズに回るように。予想外の展開に所さんは「トンカチで直る〜？」「すごい今、楽しい。そんなことある〜？　昭和の初めのころのオヤジかよ」「叩いたら直るって！」と喜びをあふれさせました。

　扇風機を組み立て直したところで画面はカラーになり、羽が回る様子を披露。最初、首振り機能が働いていませんでしたが、これも少しいじることで解決。所さんは高笑いしながら、「やりましたよ、完成でーす！　気持ちよさひとしおですよ。なんかもう嬉しいっ！　超嬉しい！」と床に転がって歓喜します。

　「早回ししたくないよ、これ」ということで、録画が途切れた30分間以外の部分はノーカットでの投稿となりました。

羽が回り首振りも（画像はYouTubeから）

　タイトルだけでなく概要欄にも「退屈な時に見るとちょうどいい退屈な映像」と記した所さんですが、コメント欄には、「退屈どころかこういった動画大好き！」「史上最も退屈で史上最もアツい動画でした」「修理作業という面倒な事ですら遊びに変えてしまう流石、所サンだなぁ」「1時間近く見ちゃってる自分に1番呆れたケド、ラストの喜んでる所さんに満足してしまう私」などの声が寄せられました。