生まれて間もなく捨てられた子猫たちを保護。初めて小さな子猫を育てることになった100日間の記録がYouTubeで公開されています。記事執筆時点で52万回再生を超え、「癒やしのおすそ分けをありがとう」「感動しました」などのコメントがたくさん寄せられています。
きっかけは、投稿主さんが仕事中に4匹の捨て猫を発見したことから。自宅には先住猫が2匹おり、飼うのは難しいと思いながらも無視することはできず保護することに。それから何人かに相談する中で、2匹の里親が見つかり、残りの2匹は投稿主さんが覚悟を決めて家族に迎えました。
三毛猫が女の子の「ハナ」ちゃん、白猫が男の子の「ユキ」くん。2匹は推定生後3日の赤ちゃんで、まだへその緒も付いていたそうです。体重は2匹とも約80グラムでした。
目も開いていない猫の赤ちゃんを迎えたのは初めてのこと。動物病院の先生にお世話の仕方を教えてもらうも、想像以上に大変で、必死な毎日だったといいます。そのかいあって、2匹は正念場と言われた「最初の2週間」を無事に乗り越え、1カ月がたったころには体重が約6倍にまで成長します。
親代わりとなった投稿主さんの思いに応えるように、たくさんミルクを飲み、頑張って生きようとする子猫姉弟の姿に胸が熱くなります。
14日目に目が開きはじめ、18日目に毛が少しずつフサフサに。33日目には自分でトイレができるようになった子猫たち。39日目には2匹とも食事がミルクから離乳食に。55日目からはふやかしたカリカリへと完全に移行。成長が喜ばしいと同時に、飼い主さんは最後のミルクをあげる日、なんだか寂しい気持ちになったといいます。
そして保護から2カ月後、動物病院の感染症検査の結果は2匹とも無事に陰性。ついにそれまでの隔離小屋から移動し、80日目には先住猫の「クー」さんと初対面して固まるシーンも。もう1匹の気難しい性格だという「チータ」さんには警戒されてしまいますが、子猫姉弟はそれぞれとの対面後も元気いっぱいに遊ぶ姿がみられ安心します。これからゆっくり仲良くなれるといいですね!
100日目の体重は、ハナちゃんが1600グラム、ユキくんが1800グラム。最初の約20倍になり、乗られるとちょっと重いくらいまでになりました。投稿主さんは、大変なことも多かったけれど、たくさんの幸せをもらったと感謝を伝え、「これからもずっとよろしくね」と締めています。
コメント欄では「大切に育てられたのが2匹の子猫たちの表情から見て取れます」「涙出ました 100日で立派な猫様になりましたね」と成長ぶりに感動する声や、「ユキちゃん、ハナちゃんの成長を見て心が癒やされました」「飼い主さんの優しいお気持ちに私まで幸せです」とほっこりする人の声がみられました。
YouTubeチャンネル「捨て猫姉弟ハナとユキ」とTwitter(@cat_hanayuki)では、そんな元捨て猫姉弟の平和な日常を公開中。投稿主さんが2匹に愛されているのが伝わってくる光景に癒やしをもらえます。
画像提供:YouTubeチャンネル「捨て猫姉弟ハナとユキ」さん
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