“侍ジャパン”のダルビッシュ有を精巣がん闘病の弟・賢太が称賛 メンバー集合ショットに病床で「素敵すぎる」「お互いが支え合ってる様」(1/2 ページ)
「全員素で笑ってる写真撮れることってある?」
元タレントのダルビッシュ賢太さんが3月3日にTwitterを更新。兄でメジャーリーガーのダルビッシュ有投手をはじめとする「WBC2023」選出メンバーに病床からエールを送っています。
2022年に精巣がんを公表し、睾丸摘出手術を受けた賢太さん。2023年2月にはみぞおちのリンパ節に転移していることを明かし、抗がん剤治療が始まったことを伝えていました。
以降は、「折角ガンになったんやから俺は抗がん剤の辛さを色んな人に知ってもらう為に発信するよ」「見た人が『そんな副作用があるんや、そんな辛いんや』って考える事にマイナスなんか一つも無いやろ」との思いから、抗がん剤の副作用や病との向き合い方など積極的に情報を発信。熱や味覚障害といった苦しさと目下戦っていると、YouTube動画を通して明かしていました。
弟ががん闘病中のさなか、有投手は3月2日に、「8.5会」と名付けた“侍ジャパン”メンバーとの集合ショットをTwitterで公開。WBC開幕を控え、山川穂高内野手、村上宗隆内野手ら合計13人とそろって満面の笑顔をみせていました。
賢太さんは兄たちが写った投稿を引用し、「WBC日本代表、素敵すぎる。お互いが支え合ってる様に見える」と一丸となったチームの雰囲気の良さを称賛。「てかこんだけ人おってさ全員が全員素で笑ってる写真撮れることってある?」と見ている人に問いかけました。
また賢太さんは、有投手がインタビューに応じ、20歳ごろを振り返った過去動画も公開。
有投手は動画で、試合中の不調に言い訳したことを「このままじゃ俺、本当に1軍半とか2軍の選手になっちゃう」と反省し、自分が40歳で無職となった場合のことを想像したと告白。「神様が現れて『一回だけチャンス上げるから20歳の時に戻っていいよ』って言われたら皆戻って努力するじゃないですか?」と、当時の自分は一度失敗してやり直しの中にあるのだと仮定して動いていたとしており、賢太さんは「この想像を現実に落とし込めてその世界として生きれるのが不思議」と兄の考え方と芯の強さを高く評価していました。
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手術後の経過は順調とのこと。