ピン芸人日本一を決める「R-1グランプリ 2023」に出場したファイナリストたちが3月8日にYouTubeで動画を公開。“ヤラセ疑惑”を否定する内容の仲良し動画となっており、視聴者からは「本当の意味で最高のメンバー」「あまりにも仲良しで最高。みんなまとめて売れて欲しい」など反響が寄せられています。
決勝初出場のピン芸人・田津原理音さんの優勝で幕を閉じた「R-1グランプリ 2023」は、放送後に“ヤラセ疑惑”が噴出する事態に。物議をかもしたのは、ファーストステージのトップバッターで登場したYes!アキトさんの点数発表の場面で、スタジオの大型モニターにYes!アキトさんの審査結果が出る直前に、一瞬だけ「田津原理音 470点」と出番前であるはずの田津原さんの名前と点数が表示されました。
その後7番手で登場した田津原さんは、実際に「470点」を獲得してファイナルステージに進み、「コットン」きょんさんとの最終決戦を制して第21代王者に。これを受けてSNSでは、点数や優勝者が事前に決まっていたとする“ヤラセ疑惑”が噴出しましたが、6日には大会運営が「リハーサル時に入力した仮のデータが制作側の不手際により誤表示されました」「全出場者の得点は審査員の厳正な審査によるものです」と疑惑を否定していました(関連記事)。
不運な風評被害にさらされたファイナリストたちはこの日、ピン芸人3人によるお笑いユニット「怪奇!YesどんぐりRPG」のYouTubeチャンネルで動画を公開。同ユニットのメンバーでもあるサツマカワRPGさん、Yes!アキトさんに加え、田津原さん、きょんさん、寺田寛明さん、こたけ正義感さん、ラパルフェ都留さんと、カベポスター永見さんを除くファイナリストが集結しており、動画概要欄には「インターネット上で騒がれてる問題についてファイナリスト達から声明を発表させていただきます」と“真面目”な一文も添えられています。
神妙な面持ちでファイナリストたちが並ぶ中、サツマカワさんが「R-1グランプリ……今回なんかインターネット上で、ヤラセがあったみたいに言われてるんですけど……」と重々しく口を開き、ちょうどよく間を取ったところで「そんなわけねぇだろ〜〜!!!!!」と大声で疑惑を否定。その一言を皮切りにファイナリストたちがお祭り騒ぎを始め、サツマカワさんは勢い任せに「平場激弱芸人優勝させたいわけないだろ〜〜〜!!!」と田津原さんの痛いところを突くことで“ヤラセなし”の説得力を強化していました。
ファイナリストたちは口々に「ちゃんと実力で優勝で〜す!」「面白いからだぞ!」と田津原さんの実力を褒め称えるなど仲良し感満載の動画に。その後も底抜けた明るさでヤラセ疑惑による重たい雰囲気を吹き飛ばしており、視聴者からは「ファイナリスト全員が一丸となって否定したり盛り上がってる姿最高!」「今年のファイナリスト全員とにかく仲良くて微笑ましいなぁ」「これから世の中で誤報が起きるたびにこれやってほしい」「お笑いってこういうときに笑いで跳ね返せるのが素晴らしいよね」など称賛のコメントが多く寄せられています。
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ヤラセがなければいい番組。