陶芸家の肩に乗り見守っていた猫、大きくなりすぎて……　貫禄モフモフなビフォーアフターに驚き

予想以上に成長してますね。

　工房で暮らす猫ちゃんの成長記録をとらえた動画がTikTokに投稿され、記事執筆時点で8000回再生を超え、740件以上の“いいね”が寄せられています。投稿には「もっふもふ」「貫禄出てますね」とコメントが集まっています。

肩乗り猫ちゃんが大きくなると……

　動画に映るのは、黒猫の「ネルソン」くんと、その飼い主で陶芸家として活躍する中尾哲彰さん。ネルソンくんは、いつも大好きな中尾さんの肩に乗り、お仕事風景を観察するのが日課でした。ちょこんとお座りしてみたり、香箱座りしてみたり、いろいろな体勢でくつろげるこの場所はネルソンくんの特等席。

中尾さんのお仕事風景を見守るネルソンくん

香箱座りもできちゃいます

　中尾さんの作業はもちろん、工房全体を見渡せる最高の場所なのです。工房で暮らすもう1匹の猫「ポッキー」さんと会話するように目配せもしながら、のびのびと過ごすネルソンくんの姿に癒やされます。しかしそれから半年後、平和だったネルソンくんの日常に悲劇が……？

ネルソンくんの特等席です

意外と安定しているもよう

　なんと、ネルソンくんがスクスクと健やかに成長した結果、中尾さんの肩の上で安定してまどろめなくなってしまったのです……！　自分の体が大きくなったことに気付いているのかいないのか、半年前よりも安定しづらくなった肩の上で座れずにいるネルソンくん。もふもふの大きなお尻を見せながら、戸惑っているような様子が切なくもかわいらしいです……。

　成長したネルソンくんのビフォーアフターには「むっちりおちりが笑」「それでもやっぱりネルソンくんはおじいさんの上に乗りたいんだね」「おじいさん大好きが伝わってきます」と、あたたかいコメントが寄せられています。

下にいるポッキーさんとお話もできちゃう

そんなところにいたのね

　佐賀県武雄市にある中尾さんの工房「銀河釉玉峰窯」で作られる焼き物「銀河釉」は、病気で1年ほど盲目になった中尾さんが視力を取り戻した後、大学時代に学んだ哲学の知識をいかしつつ、十数年かけて研究し生み出したものなのだとか。その性質上「全く同じ色合いのものがこの世に存在しない」という作品たちは、宇宙をそのまま切り取ったように繊細な美しさを放っています。作品が気になる人は、「公式Webサイト」のオンラインショップをのぞいてみてはいかがでしょう。

　なお、工房にはネルソンくんとポッキーさんを含む4匹の猫ちゃんが暮らしています。中尾さんの息子さんが投稿するTikTok（@gingayu）とInstagram（@galaxycrafthouse）には美しい作品の数々や、お仕事を見守ってくれる猫ちゃんたちの日常が公開されています。