「思春期を捻り潰す宇宙物理学」 出版社に却下された本のタイトルがインパクト強すぎて「容赦ない」「バカおもろい」と反響（1/2 ページ）

逆に挑戦してみたくなる。

[石関隆景，ねとらぼ]

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　学生向けの宇宙物理学の本に“容赦ないタイトル”をつけようとした人が話題です。パンチが強い。

　話題のツイートは、物理学者で、博士だけのアイドルグループ「PhD48」の発起人でもある武田紘樹（@tomatoha831）さんが投稿したもの。武田さんは、自身が執筆した本のタイトルを編集者に尋ねられ、「子供だからって手加減しないで書いてるんで」と前置きしつつ、“思春期を捻り潰す宇宙物理学”というインパクトありすぎるタイトルを提案しました。挑戦的だ……！

　惜しくも実現しなかったものの、このタイトルに対し、Twitterでは「バカおもろい」「保護者もそそられる」という声が。また、「これは出版社のファインプレー」と出版社の冷静な対応を称賛するコメントや、「帯にその会話があったら思わず買って読んでしまいそう」と、このツイートのやりとりそのものをプロモーションに利用したらどうかという提案も見られました。

　なお、実際に採用されたのは『広大すぎる宇宙の謎を解き明かす 14歳からの宇宙物理学』というタイトル。武田さんによると、出版社の編集者などのさまざまな人たちと「本当に面白い本を作るために長い時間お互いが納得するまで話し合って」決定したそうで、こちらのタイトルも好奇心がくすぐられるものとなっています。

　そんな『広大すぎる宇宙の謎を解き明かす 14歳からの宇宙物理学』（1540円、KADOKAWA）は、3月20日発売予定。KADOKAWA公式オンラインショップカドカワストアやAmazon.co.jp・楽天ブックスなどで、予約受付中です。

表紙（帯付き）

図を添えて、宇宙の気になる知識を分かりやすく紹介

※協力：武田紘樹（@tomatoha831）さん、画像提供：KADOKAWA