朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)が3月31日に最終回を迎え、17年の歴史に幕を下ろしました。最後のあいさつでは“あの名言”も飛び出し、SNSでは「スッキリありがとう 終わるの悲しい」「朝から号泣してます」など反響が寄せられています。
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お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次さんを総合司会に据え、2006年に放送開始した同番組。最終回は番組テーマソングを手掛けたスカバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」の生パフォーマンスから始まり、2017年10月〜2021年3月までアシスタントを務め、俳優の中村倫也さんとの結婚を発表したばかりの水卜麻美アナウンサーや、ロックバンド「エレファントカシマシ」の宮本浩次さんがゲスト出演するなど、最終回にふさわしい豪華な内容となりました。
加藤さんは最後のあいさつで、「僕は芸人時代は暴れん坊で、そんな人間をこの場所に立たせていただいて、僕自身も1年かそこらで終わると思っていました」と放送開始当時の心境を回顧。「これが17年続いたというのは、本当にスタッフのみなさん、演者のみなさんのおかげ」と周囲への感謝を言葉にしており、「17年間スッキリやって、俺めちゃくちゃ更生したなと思ってます」「『スッキリ』という番組が、スタッフのみなさんが、演者のみなさんが、そして視聴者のみなさんが、僕を本当にいい方向に導いてくれた」など同番組を通じて人間として成長したことを感慨深げに語りました。
また最後には、「17年間できるの、当たり前じゃねえからな!」と相方・山本圭壱さんに送った“名言”を引用して番組を締めた加藤さん。SNSでは、「スッキリ最終回とてもよかった…朝から泣いた」「スッキリのない朝は想像がつかない」「加藤さんの顔を朝見なくなるの寂しいなぁ」「人生の半分以上見てきた番組はスッキリだけだから本当に悲しい」など番組終了を惜しむ声が多くあがっています。
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2019年10月からエージェント契約を締結していた加藤さん。