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「グレイズ・アナトミー」出演俳優、火事で自宅が全焼 1人で娘3人を連れ出すも4匹のペットを失う(1/2 ページ)

裸足のまま2分で逃げたそうです。

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 米ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」のアメリア・ジェパード役などで知られるカナダ出身の俳優カテリーナ・スコーソンが現地時間4月3日、自宅が火事で全焼していたことをSNSで明かしました。カテリーナと3人の娘は無事だったものの、愛する4匹のペットを失うという悲しいニュースも伝えています。

家が全焼したことを公表したカテリーナ・スコーソン
焼け落ちてしまったかつての家(画像はカテリーナ・スコーソンのInstagramから)

 カテリーナは「数カ月前に、私の家は全焼しました」と始まる長いコメントともに焼け落ちた自宅の写真を投稿。子どもたちを寝かしつけて風呂から上がると、浴槽周辺のグラウトから黒い煙がのぼっていることに気付き、廊下へ出るとすでに煙が充満していたとのことで、「火事というのはあっという間」と注意を喚起しました。

 カテリーナは2020年に子どもたちの父親で米ミュージシャンのロブ・ジャイルズと離婚しており、また次女がダウン症であることも公表。火事に気付いたあと1人で、すでにベッドに入っていた10歳、6歳、3歳の娘を起こして連れ出し、靴も履かず家の外まで逃げるのに「2分かかった」としており、何とか子どもたちを脱出させられたことに「永遠に感謝する」とつづっています。

 しかし、家族が一緒に暮らしていた4匹の動物たちは全員この火事で死んでしまったとのこと。カテリーナは、3匹の猫と1匹の犬の愛らしく美しい姿をとらえた生前の写真を数枚シェアし、「私たちはまだ喪失の中にいますが、彼らを愛することができて幸せでした」と伝えました。

家が全焼したことを公表したカテリーナ・スコーソン
亡くなった愛猫とカテリーナ(画像はカテリーナ・スコーソンのInstagramから)

 火事は一家にとって悲劇でしたが、今回の投稿は「火事についてのものではありません。コミュニティーについてのもの」としたカテリーナ。「これは(私たちの前に)現れた人々、そして彼らがやってくれた信じらないようなことへのラブレターです」と述べ、消防士や捜査員や近所の人々、おもちゃや本など物資を送ってくれた子どもたちの学校の保護者ら、火事のあとカテリーナたちを助けてくれたたくさんの人々への感謝を伝えています。そして「最も大切なのは愛する人々(と存在)だけだということを学びました。大切なのはコミュニティーだけ。それなしに私たちはここにいません。とても感謝しています。ありがとう」と重ねて謝辞を述べました。

 今回大切な数枚の写真をシェアした理由を「私たちが家と呼んでいたところに敬意を表し、私たちをすごく愛してくれていた動物たちにお別れを言い、私たちが本当に必要としているもの、つまりお互いを祝福するため」と説明し、長いコメントを締めくくったカテリーナ。全部で10枚投稿された写真の最後は“コミュニティー”によって助けられ、送られた物資に囲まれゲームをするカテリーナとまだ幼い3人の娘たちの写真でした。

家が全焼したことを公表したカテリーナ・スコーソン
周りの支えに感謝(画像はカテリーナ・スコーソンのInstagramから)

 

 カテリーナは、第20シーズンが決まりアメリカで最も長期間続く医療ドラマとなった「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」やスピンオフ「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」のアメリア役で一躍有名に。同シリーズの共演者らもこの投稿に反応しており、ドラマ中でジョー・ウィルソン役を演じたカミーラ・ラディントンは「何てすばらしく、インスピレーションを与えてくれるお母さんなんでしょうか。あなたはとても愛されてる」と鼓舞。さらにアティカス・“リンク”・リンカーン役のクリス・カーマックは「このようなことに対処する必要がないよう願うけど……もしも自分にも起こったら、ひどい状況下でも優雅なあなたのことを見習いたい。あなたとあなたの家族に愛を」とコメントし、ウィンストン・ンドゥグ役のアンソニー・ヒルはハートマークで愛を送っています。

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