AIが考えたヨーロッパ史の「キャッチコピー」が話題 1040年は「ノルマン人襲来! イングランドがワクワク大変身!」(1/2 ページ)
「小学生でも分かるように」の指示がミソ。
チャットAI「ChatGPT」を使って、ヨーロッパの歴史に「小学生でもわかる笑える」ようなキャッチコピーをつけさせたところ、予想以上の名作が生み出され、Twitterで約2万1000件のいいねを集めて話題になっています。
話題になっているのは、漫画編集者のムラマツ(@yogoharu5535)さんの投稿です。西暦1000年から2000年までの「ヨーロッパの歴史」を元に、20年区切りで「小学生でも分かる笑えるものにしてください」と指定して、ChatGPTにキャッチコピーを考えさせました。
出力されたキャッチコピーを見てみると、1000年に「オットー大帝とキリスト教、ヨーロッパがハッピーに!」、1140年は「文化と知識、ヨーロッパにお勉強ブーム!」など、指示された通りにフランクな言い回しのキャッチコピーが生み出されています。これなら小学生でも理解できそうですね。
ヨーロッパの歴史には殺伐とした出来事もあるのですが、そこもAIは指示を忠実に守って表現。「十字軍の冒険! お宝発見、みんなでシェア!」「黒死病、ヨーロッパにゾッとする大変化!」など、歴史に語られる話を知る者からすれば「“ゾッとする”じゃ済まねーだろ」とツッコみたくなるキャッチコピーも生み出されていました。
Twitterでは「とても前向きなキャッチコピーが多い」「色んな国で試したら面白そう」「めっちゃプロパガンダっぽい」「ドキドキとワクワクが止まらないな……」といった反応が寄せられていました。
中には日本の歴史で同様の指示を出してキャッチコピーを考えさせてみたという人も。ヨーロッパと違って、ちょっぴり大和魂が強めなキャッチコピーが生み出されていました。
画像提供:ムラマツ(@yogoharu5535)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 話題のAI「ChatGPT」かと思いきや…… 猫が鳴き声を返してくれるだけの「CatGPT」が誕生してしまう
急に流ちょうにしゃべり出すことも……? - AIに“勝利”した人現る 話題のAI「ChatGPT」としりとりをした結果に「今年一番笑った」「腹痛いw」
人間に踊らされるAIちゃん。 - ChatGPT「アイエエエ!?」 ニンジャスレイヤー、AIチャットボットにニンジャ概念を分からせ 約3カ月かけて少しずつニンジャ真実をインプット
ChatGPT=サンは従順です。 - ChatGPTを“AI家庭教師”として導入 → 12歳の小学生が10分でやる気に 画期的なアイデアが「参考になる」「良い使い方」と話題
めちゃくちゃ聞き上手だ……。