「BLACKPINK」リサ、“新種の花の名”になってしまう　彼女の存在に大ファンの名付け主「いかなるハードルをも乗り超えることに影響」

とても香りのよい花だそう。

　タイで発見された新種の花の名前が、K-POPグループ「BLACKPINK」のメンバーでタイ出身のリサにちなんで名づけられました。研究の筆頭著者はリサの大ファンであり、多大なインスピレーションを受けてきたとのことです。

大好きすぎて……！（画像はリサのInstagramから）

　この花を発見したチェンマイ大学研究チームを支援するタイ高等教育科学研究革新省の公式サイトでは、リサの与えるモチベーションが「筆頭著者の博士課程での研究において、いかなるハードルをも乗り超えることに影響した」と説明され、彼女に敬意を表するためその名を冠したとされています。

　新種の花はリサの本名ラリサ（Lalisa）にちなんで学名「Friesodielsia lalisae Damth., Baka & Chaowasku」、タイ名は「Bunga Lalisa」と名付けられました。

リサにちなんで名づけられた「Bunga Lalisa」（画像はタイ高等教育科学研究革新省の公式サイトから）

　「Friesodielsia Steenis」という花の亜種でありタイ南部に位置するナラティワート県で発見されたこの植物は、大変香りが良い花だとのこと。

　しかし、研究者らはこの植花を「絶滅危惧種」に分類しており、関係団体による保護活動の必要性を訴えました。そしてこの花が新薬の開発につながる可能性を調べるために、さらなる研究が必要だとしています。