お笑い芸人のおばたのお兄さんが4月16日にYouTubeチャンネルを更新。第1子妊娠中の妻でアナウンサーの山崎夕貴(崎はたつさき)さんが不妊治療に取り組んでいたことを夫婦で明かしています。
3月16日に更新したYouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」に夫婦そろって出演し、山崎さんの妊娠を伝えていたおばたさん。「本当にちゃんと生まれてくるのかなぁ、という中で今、毎日を過ごしています」と父となる喜びがある一方で不安も大きいことを明かしていました(関連記事)。
山崎さんは4月12日、連載中のWebメディアで不妊治療を公表。それ以前からYouTubeチャンネルの動画コメント欄には、妊娠に至るまでの過程について「けっこう大変だったんですかね?」といった質問が寄せられていたそうで、おばたさんは「妻が頑張って病院に通ってくれて」とYouTubeではじめて不妊治療に言及しました。
公表の意図について、「不妊治療をしていることをもっと職場とかで言って。例えばお休みをもらえたりっていうのがあるから。言える環境になってほしいっていうための発信だもんね?」と投げかけたおばたさん。山崎さんは「言えたら楽になるのにって人と、言いたくない人って多分いろいろパターンがあって。プラス周りの環境が人それぞれだから。周りの人に言いたくても言えないことで休まなきゃいけないことがあるとか、そういうのを知ってもらいたいな思う」と伝えています。
山崎さんは、不妊治療の受診を会社に伝えた理由について、「私の場合、言わないと休む理由も言えなくて」「体外受精になるとやっぱり休む頻度がグッと下がるから。言わないとどうにもならない。それを隠し続ける自分のストレスの方が大きい。そっちの方が自分の精神状態が良くないと思った」と説明。
「言ったことによって『かわいそう』って思われたり、同情されるのって辛いと思うんだけど、ありがたいことに、そういう言葉よりも単純に『頑張って』みたいな応援してくれる上司の方がすごく多くて」「プレッシャーじゃなくて単純にエールとして受け止められて私の場合はそっちの方が枠だったかな」「必要以上のことを聞いてこない方々が多くて恵まれてた」と理解ある会社側の対応について話しています。
おばたさんは「本当は(子どもが)欲しいんだけど、できないっていう期間に『子どもとか作んないの?』みたいな、本当に悪気はないしライトに言ってるけど、こっちからしたらけっこう『うっ』ってなることが多かった」と何気ない声に傷付いた過去を告白。山崎さんも、子づくりに関する周囲の詮索について「けっこう複雑な感情とか色々あるから、それ以上は突っ込まないでほしいっていう。難しいんだけど、周りの方々は本当に本人が言うことだけ。それ以上突っ込んで聞かれると苦しいこともあるからね」とコメントしていました。
動画の終盤では、「例えば1つ聞くにしても1回フィルター通した方が良いよね。別にお子さんいるいないの話とかに限らず」「大人としてのマナーだと思う」と勧めたおばたさん。山崎さんは「初対面の人とかでも『お子さんいるんですか?』とか。『あの夫婦子どもいたっけ』みたいな会話に幸せってあまりない気がしてて。その確認されることってめちゃくちゃストレスなんだよね。『いません』って言うことがすごくつらかったりするから」「会話にはね、慎重になった方がいいと思う。そんなこと何も感じない人もいるしね」と伝えています。
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