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こどもの日だから“永遠の5歳児”の気持ちになってみた 「映画クレしん」はいくつになっても楽しい(1/2 ページ)

30周年の映画クレしんから、しんのすけの名言をピックアップ。

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 5月5日は「こどもの日」。季節の節目を表す「節句」のうち、端午の節句として定着していた5月5日は、1948年の祝日法公布によって「こどもの日」に制定、現在に至ります。

 そんなこどもの日にちなみ、「クレヨンしんちゃん」に登場する“永遠の5歳児”こと野原しんのすけをフィーチャー。1993年に初の劇場作品「アクション仮面VSハイグレ魔王」が公開された「映画クレヨンしんちゃん」シリーズは、2023年で30周年。劇場作品からしんのすけの真っすぐさが胸を打つ名言を紹介します。

ひまのすてきなお兄様だから、ひまが女子大生になる未来を怪獣なんかに壊させないから!

伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃

 2005年公開の第13作目「クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃」から。3分後の未来に現れた怪獣を倒すため、ひとり立ち上がったしんのすけが、戦う気力をなくしたひろしとみさえに放った印象的な一言です。

全部お前のせいでこうなったんだゾ! 逃げるなんてゆるさないゾ!

嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦

2002年公開の10作目「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」から。綿密な時代考証を行い、時代劇映画と化した同作は、後に、同作を原案とした実写映画「BALLAD 名もなき恋のうた」も公開されました。

 春日合戦の最中、隠れて逃げようとする大名高虎にしんのすけが身をていして引き止める際に放った言葉。偉い人にも臆せず立ち向かう姿が言葉に現れています。

大人になって、おねいさんみたいなきれいなおねいさんといっぱいお付き合いしたいから!!

嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲

 2001年公開の第9作目「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」から。大人と子ども、過去と未来という対比的な構図をうまく取り入れ、ノスタルジックさや未来への希望が絡み合いながら押し寄せてくる同作は、劇場版シリーズ屈指の名作と名高い一作。アニメ放送当初は全国の親たちから苦情が殺到し、「子どもに見せたくないテレビ番組ランキング」の常連でもあったアニメクレしんの世評を大きく変えたと言っても過言ではない作品です。

 ピックアップしたのは、敵のイエスタデイ・ワンスモアのチャコに向けて、しんのすけが放った“らしさ”全開の一言。「現実の未来なんて醜いだけ」と諭すチャコに、未来のすばらしさを説くしんのすけ。かつて子どもだった全ての大人に刺さる一言です。

シロも家族!

嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!

 2007年公開の第15作目「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」から。劇場版としては初めてシロが主役になるストーリーとなったミュージカル調の一作です。

 おしりに付いてしまった爆弾を処理するため宇宙に飛ばされることになったシロ。世界を救うためには犠牲は仕方ないというひろしに向かって、しんのすけが発した一言。真っすぐな言葉だからこそストレートに伝わる思いに涙する名言。ペットは俺に効く……。

お前の未来は、お前のもんだぞ。好きなように生きろ!

超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁

 2010年公開の第18作目「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」から。

 未来のオトナになったしんのすけが、しんちゃんに向けて放った“らしい”一言。変わらず好きなように生きている未来のしんちゃんの姿に、いまのままでいいんだと背中を押してもらえる一言です。


 「映画クレヨンしんちゃん」がBDで発売されるようになったのは、2012年公開の第20作目「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」から。それ以前の作品はBlu-ray未発売でしたが、30周年を期に旧作映画19作品のBlu-ray化プロジェクトが始動。2022年12月に第1作〜第3作がBlu-rayでリリースされたのを皮切りに、約1年間をかけて隔月で全19作を発売予定です。

 また、シリーズ初の3DCG作品となる映画クレヨンしんちゃん最新作「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」は、公開が8月4日に決定しました。

Blu-ray化プロジェクト Blu-rayリリーススケジュール

2022年12月23日発売

第1作:アクション仮面VSハイグレ魔王(1993年公開)

第2作:ブリブリ王国の秘宝(1994年公開)

第3作:雲黒斎の野望(1995年公開)

2023年2月24日発売

第4作:ヘンダーランドの大冒険(1996年)

第5作:暗黒タマタマ大追跡(1997年)

第6作:電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年)

2023年4月26日発売

第7作:爆発!温泉わくわく大決戦(1999年)

第8作:嵐を呼ぶジャングル(2000年)

第9作:嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年)

2023年6月28日発売予定

第10作:嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(2002年)

第11作:嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード(2003年)

第12作:嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年)

2023年8月30日発売予定

第13作:伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃(2005年)

第14作:伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006年)

第15作:嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007年)

2023年10月27日発売予定

第16作:ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者(2008年)

第17作:オタケベ!カスカベ野生王国(2009年)

2023年12月22日発売予定

第18作:超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010年)

第19作:嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦(2011年)

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 1993-2011

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