YouTubeチャンネル「ぶひまる No Pig No Life」に投稿されたマイクロブタの成長記録が、「愛情を与えて育てることの大切さが学べる良い動画ですね」「ちゃんと最後まで連れ添うことを覚悟されている飼い主さんからの大切なメッセージですね」と話題になっています。動画は記事執筆時点で113万回再生を突破、7900件を超える高評価を獲得。
話題となっているのはマイクロブタの女の子「ぶひまる」ちゃん。ぶひまるちゃんは、2021年3月生まれで2歳になったばかりです。
動画には、飼い主さん夫妻がぶひまるちゃんに出会ってから、今日までの成長が記録されています。犬や猫だけでなく、ブタの里親募集も見かけることがある昨今……。“マイクロ”という言葉に惑わされて安易にお迎えし、「大きくなりすぎたから」と手放される豚さんがいなくなるようにとの願いも込められています。
飼い主さんがぶひまるちゃんに出会ったのは、ぶひまるちゃんが生後約2カ月のころでした。ぶひまるちゃんの体重は3キロ・体長20センチと、超小型犬ほどの大きさ。抱っこっすると、片腕にすっぽり収まるサイズ感でした。小さくてかわいいぶひまるちゃんとの生活の始まりです。
生後3カ月で5キロ・30センチと成長し、自分の体ほどの大きさのトウモロコシをペロリと平らげるなどの食欲旺盛っぷりで、5カ月では6キロ・35センチ……と、超小型犬からすぐに小型犬のサイズになりました。このころ、初めて動物病院に連れて行き、ワクチンを打ってもらいました。必須の「ブタ熱」ワクチンの他にもぶひまるちゃんは任意のワクチンを年に4回打つことにしました。ブタにも予防医療は大切なんですね!
飼い主さんの健康管理の元ですくすくと育ち、6カ月には8キロ・40センチ……ここから成長期がやってきました! 本音は「このくらいの大きさで止まると思っていた」飼い主さんでしたが、急に大きくなり始め7カ月を迎えたころには12キロを超えるほどに……。あまり大きくしたくないからといって、健康なのに食事を制限するなどもってのほかです。
ぶひまるちゃんは、体や鳴き声が大きくなるだけでなく、どんどん賢くなっていろんな知恵がついて、感情表現も豊かに。部屋にあったゲージを撤去すると、そのタイミングでトイレも失敗しないようになりました。
ぶひまるちゃんが家族になってから9カ月がたち、1歳のお誕生日を迎えた日。体重は23キロと、出会ったころの約8倍に! 想像していたマイクロサイズではないですが……体の大きさに比例して飼い主さんたちの愛情も大きくなっていったそうです。ぶひまるちゃんの体の成長が止まったのは、生後17カ月のころで、27キロ・85センチが今のぶひまるちゃんのサイズです。
正直、ここまで大きくなるとは予想していなかったという飼い主さん。物は壊すし鳴き声もうるさい……診察してくれる動物病院も多くはありません。「大きくなりませんよ」「15キロほどです」と言われ、飼育に関する情報も少なく手探りで育ててきたこの2年……。
もう片手で抱っこするなんて絶対無理だけど、鼻先で器用に扉を開けたり、ケーキをムシャムシャ食べたり……家族みんなを笑顔にしてくれるぶひまるちゃんのいない生活など、飼い主さんにはもう考えられません!
マイクロブタの大きさは遺伝の要素が強いと言われており、成体で5キロ前後の子から50キロを超える子まで個体差がかなりあるのだそうです。どんな大きさになろうと、家族の一員として最後まで愛情を注ぐ覚悟がある人に迎えられ、安易に飼育放棄されるブタさんが1匹でも減ることが、ぶひまるちゃん家族の願いです。
“No Pig No Life”を掲げる飼い主さん夫妻と、ぶひまるちゃんの笑顔の毎日はYouTubeチャンネル「ぶひまる No Pig No Life」の他に、Instagram(@buhimaru_pig)やTwitter(@buhimaru_pig)、TikTok(@buhimaru_pig)でも見られますよ!
画像提供:YouTubeチャンネル「ぶひまる No Pig No Life」
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