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ブルース・ウィリス妻、認知症の父を助けようとする9歳娘の行為に感動 「何より思いやりがあって愛情深いこと」と涙(1/2 ページ)

「全ての介護者こそ戦士だ」と反響。

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 俳優ブルース・ウィリスの妻エマ・ヘミング・ウィリスが5月22日にInstagramを更新。9歳の娘が認知症と診断された父ブルースに自ら向き合い、介護にも協力的な様子について涙ぐみながら語っています。

エマ・ヘミング・ウィリス
娘の行為を伝えるエマ・ヘミング・ウィリス(画像はエマ・ヘミング・ウィリス公式Instagramから)

 夫の介護を担う一方で、11歳と9歳の娘を持つ母親でもあるエマ。この日公開した動画では「なるべく泣かないようにしながらね」と涙をこらえながら、下の娘エヴリンとのエピソードを話しています。

 エマによると、エヴリンからある日「認知症の人って脱水状態になりやすいって知っていた?」と問われたとそうです。どういうことかと聞き返すと、学校で空き時間に“認知症の面白い事実”を検索したと答えたエヴリン。「面白くはないんだけど、でもこれが面白くて」ともともとはブルースがこうした豆知識ネタが好きだったため、「パパそっくり」と遺伝を実感したといいます。

ブルース・ウィリス一家
ブルースとエマ、2人の娘たち(画像はエマ・ヘミング・ウィリス公式Instagramから)

 娘に「じゃあパパがいつもお水を持ち歩いているか確認しなくちゃね。教えてくれてありがとう」と答えたというエマ。同時に「あなたができる何より思いやりがあって愛情深い行為は、パパの病気について興味を持って知識を増やすことだよ」と娘の行動をたたえたそうです。

 ブルースは2022年3月に失語症を理由に俳優を引退し、2023年2月にエマと元妻デミ・ムーア、デミとブルースの成人した3人の娘たち家族が前頭側頭型認知症と診断がついたことを公表。エマは以来、介護に最も正面から向き合う立場として、感じる苦悩を率直にSNSなどで発信し続けています(関連記事)。

 今回の投稿では娘の行動を通じ、家族が能動的に認知症について知識を増やし理解することの大切さを訴えたエマ。エヴリンの異母姉スカウト・ウィリスも「うそでしょ、エヴリン! 優しさの海でおぼれそう」とコメント。またコメント欄には一般のファンからも「全ての介護者こそ戦士だ」「認知症ってまさに家族の病なんだよね。神のご加護を!」「自分から行動を起こす、これがどんなに尊い行為か」と一家へエールが寄せられた他、実体験を交えて水分補給の重要性を補足する豆知識も集まっています。

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