「マジンガーZ」50周年を記念し、50年前と同じタイミングで映画「マジンガーZ対デビルマン」を映画館で上映する「一部復刻!東映まんがまつり1973年夏」の開催が決定しました。しかも当時と同じく「仮面ライダーV3対デストロン怪人」も一緒に上映されます。かつて子どもだった大人たちを感涙させそうです。
「一部復刻!東映まんがまつり1973年夏」は、練馬区東大泉にある「T・ジョイ SEIBU 大泉」で7月16日17時から開催。上映されるのはいずれも4Kリマスター版ですが、「マジンガーZ対デビルマン」は8月にリリース予定のUltra HD Blu-ray用にブラッシュアップしたニューマスターで、音声も疑似5.1ch仕様となっています。
また、ゲストとして、「スーパーロボット大戦」シリーズのプロデューサーを務める寺田貴信さん、BANDAI SPIRITS「超合金魂」企画担当の岡崎聖さんなど、2022年12月に開催された「マジンガーZ」の誕生50周年記念特別番組に出演した面々が再び集結するトークショーも予定。入場料金は3000円となっています。
「東映まんがまつり」は、アニメや特撮を織り交ぜる形で夏休みなどの長期休みに行われた東映の子ども向けオムニバス興行。1967年に同名称が生まれ、1969年に他の興業名と統一、1989年までこの呼称が用いられていました。2019年には30年ぶりに復活を果たし、「おしりたんてい」「爆釣バーハンター」など4作品が公開されています。
1973年夏の「東映まんがまつり」で上映されたのは、「マジンガーZ対デビルマン」「仮面ライダーV3対デストロン怪人」「ロボット刑事(劇場版)」「キカイダー01(劇場版)」「バビル2世 赤ちゃんは超能力者」「魔法使いサリー」の6作品。
中でも、「マジンガーZ対デビルマン」はともに永井豪さんが原作を担当した作品がクロスオーバーしたもの。「マジンガーZ」の劇場オリジナル作品としては初で、テレビアニメの劇場公開用オリジナル作品の先駆けともいえる同作は、当時としても新鮮だった巨大ロボットと変身ヒーローのクロスオーバーということもあり、単独作品としても評価の高い作品です。
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