サランラップやジップロックなどの家庭日用品の販売を行う旭化成ホームプロダクツと「ゆとりうむプロジェクト」による共同プロジェクト「冷凍貯金ラボ」は、梅雨の時期に腐りやすい食材の冷凍保存術を紹介しています。
基本的には、食材をサランラップで包んでからジップロックのフリーザーバッグに入れ、空気を抜いてからジッパーを閉めて冷凍保存するテクニック「サラン&ジップ」をおすすめしています。これにより食材の鮮度を保って可食期間を延長でき、またニオイが漏れるのを防ぐメリットもあるとのこと。
例として、「食パン」の場合は1枚ずつサラン&ジップで冷凍保存。食べる際は室温で解凍するか、凍ったままオーブントースターで焼いたり、凍ったままおろし器でおろせば自家製の生パン粉として使えます。
「玉ねぎ」は、細く切りすぎない程度に大きめのみじん切り(または厚めのせん切り)にし、使いやすい分量に小分けしてサランラップで包んでからフリーザーバッグへ。「じゃがいも」も、ゆでてつぶしてマッシュポテトの状態にしてから、同様に小分けして冷凍保存することで、コロッケやポテトサラダに使用できます。
ちなみに「アボカド」は、丸ごとフリーザーバッグに入れるか、カットした場合は切り口にレモン汁をまぶしてサランラップに包んでから同じくフリーザーバッグへ。つぶした場合は、レモン汁を少々混ぜ込んでから、サラン&ジップで冷凍することを推奨しています。
その他、焼くだけでできる「冷凍トースト」の保存方法も紹介。大きめに広げたサランラップの上に食パンをのせ、ソースやマヨネーズを塗って具(火が通っているもの、生で食べられるもの)をのせてから、サラン&ジップで具が崩れないように横置きで冷凍保存します。具ののせ方のコツなどは旭化成ホームプロダクツの公式サイトで紹介。食材の保存テクニックは「冷凍貯金ラボ」特設サイトにて公開中です。
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