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アニメ化を目指す「くそみそテクニック」、クラファンでクレカの不正利用が判明 支援金330万円が取り消しもアニメ化は「予定通り実行」(1/2 ページ)

ファンからは「これはキツイ」「やめないか……」と悲しみの声。

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 アニメ化プロジェクトが進行している「新・やらないか(仮)」について、公式Twitterアカウントが「少し悲しいお知らせ」を発表。5月末日まで実施していたクラウドファンディング(以下、クラファン)でクレジットカードの不正利用が判明し、目標額が未達成になったことを明かしました。

 プロジェクトでは、もともと短編だった山川純一さんの漫画『くそみそテクニック』を中編としてアニメ化。「『くそみそテクニック』以外の山川純一作品の要素や、オリジナル展開を取り入れ、全年齢でも楽しめる作品として制作する」としています。

「くそみそテクニック」をアニメ化
不正利用が判明した結果、クラファンは未達成に(画像は「新・やらないか」クラウドファンディングページから)

 クラファンでは、制作費の一部として800万円を目標額として掲げ、最終的には868万500円を集めていました。しかし、支援(リターン品の購入)に利用されたクレジットカードの一部で不正利用が確認され、結果的に330万円分が取り消しに。

 今回のクラファンでは、さまざまな豪華リターンを詰め込んだ「キング オブ やらないか」という300万円のプランが用意されており、最終日の5月31日22時に駆け込みで支援者が現れました。しかし、現在は購入が取り消された状態になっているようで、この購入者が不正利用をしたとみられます。プロジェクトの最終的な目標達成率は67%(538万500円)でした。

 これを受け、制作を担当するあにめ東京の社長でアニメーション監督の伊藤魔鬼さんは「ご心配おかけして、申し訳ございません」と謝罪。クラファンは未達成になったものの、「プロジェクトに変更なく『ご支援いただいた方へのリターン品のお届け』『公式アニメ化』を含めた全てを予定通り実行させていただきます」と伝えています。

 ファンからは「途中明らかに上がり幅がおかしいとは思っていたが…」「えぇ…せっかく喜んでたのにこれはキツイ」「やめないか……」といった悲しみの声が上がるとともに、「進行、上手くいくことを願っています」「無事に制作し終えられますように」などアニメ化に向けたエールが届きました。

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