米俳優のキキ・パーマー、空港で“母乳差別”を受けたと訴え 持ち込もうとするも「捨てると脅された」(1/2 ページ)
「残念ながらよくあること」と経験者の声が集まっています。
映画「ハスラーズ」(2019年)や「NOPE/ノープ」(2022年)などへの出演で知られる米俳優で歌手のキキ・パーマーが6月12日、ヒューストン空港で母乳を捨てられる「母乳差別」を受けたとツイート。3カ月の長男を連れてのフライトで遭遇した出来事に、同じ経験をしたという声も多く寄せられました。
キキはツイートで「ヒューストン空港で受けた母乳差別に、気分を台無しにされました。その場でおっぱいを出すべきだったのかも、だって搾乳という選択の自由と快適さを、473ミリリットル以上の母乳を捨てると脅され妨害されちゃったんだから!? なぜこれが犯罪にならないの? 私は、母親、なんです」と怒りをあらわにしています。
どうやら飛行機に乗る際、事前に搾乳した母乳を持ち込もうとしたところ、なぜか許可されなかったもよう。国際線に搭乗する場合、液体の持ち込みは100ミリリットルまでと決められていますが、乳児のミルクに関しては制限の対象外となっており、搾乳した母乳や液体ミルク、粉ミルクを作るお湯なども必要量の持ち込みが可能です。
米国運輸保安局(TSA)は米ABC Newsの取材に対し、「ツイートには空港や日付、彼女の経験したことに対する詳細が記されていないのでいかなるコメントも臆測にすぎない」と、より詳しいことが分からなければ回答できないとしました。
このキキの訴えには母親たちから多くのリプライが寄せられており、「アトランタ空港もそんな感じで変な対応です」「私も数々の空港でこの問題に遭遇してきました」「残念なことにこれは本当によく起こること」と自身も他の空港で同じ経験をしたという声や、「ヒューストン空港はもっと職員を教育しなくては! ひどい目にあわれましたね」と全ての職員に教育が行き届いていないために起こったことだと嘆く声などが届いています。
キキは2023年2月、恋人のダリウス・ジャクソンとの間に授かった第1子となる長男レオディス・アンドレルトン・ジャクソンを出産。Instagramではかわいらしい赤ちゃんと暮らす家族3人の仲睦まじい様子などをシェアしています。
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