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「私なんかがやっていいの?」 ホルモンのナヲ、ハイスタの恒岡章さんに代わりステージへ 緊張で大号泣の舞台裏(1/2 ページ)

ナヲちゃんありがとう……。

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 ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」のドラムを務めるナヲさんが、6月18日に開催された音楽フェス「SATANIC CARNIVAL」に出演。フェスの大トリでは、2月14日に亡くなったロックバンド「Hi-STANDARD」のドラム・恒岡章さんに代わりってドラムを務めており、出演後のSNSで「正直私なんかがやっていいの? って悩みました」と思いの丈をつづっていました。

ナヲ
「Hi-STANDARD」のステージに立ったナヲさん(画像は「マキシマム ザ ホルモン」ナヲInstagramから)

 ナヲさんは、「正直私なんかがやっていいの? って悩みました」とまさかの大役に頭を抱えたとのこと。「でもあのお2人から声をかけて頂けてそれに応えない訳にはいかないっしょ?」と、「Hi-STANDARD」の難波章浩さん(Ba./Vo.)と横山健さん(Gt./Vo.)の2人からの頼みで出演を決めたことを報告しました。

 憧れのバンドでもある「Hi-STANDARD」のステージに立ったナヲさんは、「ずっとずっと胃が痛かったよ…手先が冷たくなって震えてた。私…ハイスタのステージで叩いたの! 泣いちゃったけど頑張ったよ? えらい? ツネさん見守ってくれてありがとう」とさまざまな気持ちが入り乱れる中、無事に終えたことを伝えました。

 19日にもTwitterを更新し、「まだ夢から覚めない。数ヶ月に及ぶ胃痛が最高潮に達して全解放された1日。思い出してまだ泣いてる…」と興奮冷めやらぬ様子でツイート。当日には「緊張でまじで叩けないかもです」と難波さんと横山さんに告げたところ、「だよなw でも、俺たちにハイスタを続けさせてくれてありがとう」と伝えられたことも明かし、「ツネちゃんにならなくて良いし、なろうとしなくていいの、ナヲでいいんだよ、ナヲのハイスタをやろう!」「あの2人がそう言ってくれたからもうそれでいい」と夢のセッションがかなったことをつづっています。

 ライブ終了後は、家族や「マキシマム ザ ホルモン」のメンバーと対面し、緊張の糸がほどけたのか「号泣だよw 出番まで具合悪そうに落ち着きのない顔面蒼白の私を仲間のバンドマン達がみんな抱きしめたくれた」(原文ママ)と仲間のすばらしさをコメントしました。

 なお、「SATANIC CARNIVAL」で販売されたグッズのTSUNE TEEの収益は恒岡さんの遺族に寄付されるとのことです。

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