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音ゲー界で世界的人気のAkira Complexが逝去 急な別れに生前のコラボ相手「実感なんて湧かないのに胸が苦しくて」「才能の次元が違ってた」(1/2 ページ)

お悔やみ申し上げます。

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 米カリフォルニアを拠点として活動していたミュージシャンのAkira Complexが急逝。所属レーベルの「Attack The Music」の公式Twitterが6月26日(現地時間、以下同)に伝えています。

急逝が伝えられたAkira Complex
Akira Complex(画像はAkira Complexから)

 「ATM」公式は、「私たちの親愛なる友人で、レーベルメンバーでもあるAkira Complexがもう私たちのもとにいないことをお知らせするのはつらいことです」と逝去を知らせ、「その作品は多くの人に影響を与え、世界中で愛されました」「全てのファンに心から感謝していたことを知っています」とコメント。

 また生前の功績をたたえるべく、バックカタログをオンラインで販売し続け、得られた全収益を「トレバープロジェクト」(LGBTQの若者のため、危機介入および自殺防止対策を行っている世界的組織)に寄付するとのこと。また同時に、この“困難な時期”において親しい人や愛する人のプライバシーを尊重するよう、外部に向けて要望していました。

 Akira Complexは主に日本のEDMシーンで活躍し、アジアや米国でも広く知られる存在であり、「Ether Strike」「BLACK JACKAL」「EZ Mode」、またHommarjuさんと共作した「Break Stasis」など数々の音ゲーへ提供した楽曲が愛されてきました。

 しかし、KONAMIの音楽ゲーム「beatmania IIDX」の公式Twitterが2023年1月に掲載した、自曲「DIAMOND JACKAL」への寄稿で、多くの体調不良に見舞われて楽曲制作が難しかった状況に触れた上で、「みんなに支えられて順調に回復しているよ……!」「君の頭がぶっ飛ぶような、荒々しくってハイエナジーな曲を作り続けるつもりだよ」とコメント。最期となった6月24日のツイートでは「アメリカで家族か、しばらく一緒にいられる誰かがいてくれればいいのだけど……」とつぶやいていました。

 訃報を受けたHommarjuさんは「とにかく子どもみたいに無邪気でピュアだなーって印象で、日本にいる間ずっとはしゃいでた気がする」「音楽に関してはとにかく個性的で儚くて、才能の次元が違ってた」と振り返り、「実感なんて湧かないのになーんか胸が苦しくてな、」「失ったものは大きい。悲しいね」とその死を苦しさとともに悼んでいました。

 また、Akira Complexをフックアップし、「BEMANI」シリーズの楽曲でも知られるkors kさんも「言葉が出ない」「君のための曲になってしまったよ」とショックを隠せないままに、自身が10年前に発表した名曲「おやすみ」をささげていました。

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